Raspberry Piで暮らせるか (3) SSDで解決

プチフリーズ的な問題は,SDカードをルートドライブにしているからに違いないと解っていたので,SSDに替えることにしました.

もともと32GBのSDカードで動かしていたので,128GBもあればいいのですが,今SSDが値崩れ状態のようで,960GBで,USB3.0エンクロージャーに入ったものが,1万円しないので,大きすぎな嫌いはありますが,先々の使い回しもできるので購入しました.

今日(2020年11月10日)届いたので,早速セットアップしました.すでにブートローダーがUSBドライブ起動に対応しているので,最初のmsdos(vfat)のパーティションにSDカードの最初のパーティションを,残る適当なパーティションをLinux(ext4)にして,残るSDカードのLinux部分をコピーということで大体作業は終わりです.

ターゲットマシンをSDカードでブートさせて,その上でコピーもできますが,/devなど,生きているときと死んでいるときで中身が違うのがありますから,別のLinuxマシンにSDカードとSSDをマウントして,rsyncなどでコピーするほうが楽です.

コピーした内容のうち,2つのファイルだけ変更しなければなりません./etc/fstabと,/boot/cmdline.txtです.今回どちらも,/dev/sdaなんとかでなく,UUIDを入れてみました.blkidで表示される長ったらしいやつです.

SSDをつなぎ,SDカードを差し込まないで,あとは,無事起動することを祈って電源を入れたらあっさり起動しました.

ほとんど問題なく使えます.プチフリーズ的なことは一切起きません.ただ,今どきのパソコンに比べれば,同等とまでは言えず,ほんの少し遅いノートパソコンくらいかなという感じです.しばらく様子を見てみたいと思います.

Slackware ARMが走るサーバー(左: Raspberry Pi 4 Model B RAM 4GB)と今回購入したRaspberry Pi OSの走るWS (同8GB).撮影のため無理やり寄せています😥

Slackware ARMでGoogle Driveを使う(成功!)

手順をまとめました.

四苦八苦していた,Slackware ARMへのGoogle Driveのマウントですが,成功しました.

まず,失敗のページのopamを使ったgoogle-drive-ocamlfuseまでのインストールは正しかったです.

にもかかわらず,認証のために引数なしでgoogle-drive-ocamlfuseを立ち上げてもエラーが出てします.

結論的にはこのエラーの原因は,このマシンのホームディレクトリーに,大昔のx86 32bit時代にいじった .gdfuse ディレクトリーが継承されていたことによります.

エラーが出たら,Google Driveを使いたい人のホームディレクトリーで,

rm -rv .gdfuse

として,古い設定ファイルを消します.

そして,以降の手順は,前のページでも参照した,

のほぼその通りです.ただし,もともとSlackware ARMにはFirefoxはないので,Firefoxのかわりに,www-browserという名前の以下の内容のファイルを実行可能にして,PATHの通るところに置きます.

#! /bin/sh
echo $* > /dev/stderr

上記Qiitaの例では,ホームディレクトリーに置いて,そこにパスを通していますが,筆者の場合はもともと$HOME/binにPATHを通しているのでそこに置きました.

.gdfuseのない状態で,google-drive-ocamlfuseを起動すると,長ったらしいURLが表示されますから,それを手元のブラウザにコピペして認証すればOKです.

Slackware ARMでGoogle Driveを使う(失敗)

手順をまとめました.

Raspberry Pi OSにGoogle Driveをインストールする方法は,あちこちに書かれていますね.例えば,

です.以前,Slackware64でうまくいったので,次にSlackwere ARM 14.2でなんとかならないか試みました.基本的なインストール手順は,

  1. ocamlをインストールする
  2. opamをインストールする
  3. google-drive-ocamlfuseをインストールする

ですが,sbopkgでocamlをインストールしようとしても,エラーが出て先に進めません.それを最初に確認したのは,もう3年近い昔なのですが,ほったらかしていました.

最近,Raspberry Pi 4 Model Bを追加購入して,Raspberry Pi OSにGoogle Driveをマウントできるようにしたら,もう一度Slackware ARMでやってみようと思ってネット検索してみました.すると,ocamlをSlackware ARMでbuildするための解決法がありました.

リンク切れも起こりえるので,要点を書きますと,ocaml.SlackBuildの,

--host $ARCH-slackware-linux

を,

--host $ARCH-slackware-linux-gnueabi

に書き換えれば(あるいは-gnueabiを追加すれば)良いのです1-gnueabihfかも知れませんが,調べる予定はありません😓

ocaml.SlackBuildや,ソース類は,SlackBuild.orgからダウンロードできます.

できた/tmpにあるバイナリーをinstallpkgしたら,次はopamです.

sbopkg -i opam

であっさりいきました.あとでbubblewrapとやらも必要となるので,

sbopkg -i bubblewrap

とします.

いよいよ,opamでの作業ですが,opamはroot権限非推奨とのことなので,Google Driveを使いたい一般ユーザーでログインして,冒頭のQiitaの記事を参考に以下のコマンドを実行します.

opam init
eval $(opam env)
opam update
opam install depext 
opam depext google-drive-ocamlfuse 
opam install google-drive-ocamlfuse

質問にはいずれもデフォルト(リターンのみ)で回答してます.最後の本体のインストールは時間がかかります.

エラーもなく,google-drive-ocamlfuseがインストールできましたが,認証のため,GUI (KDE)のKonsoleからgoogle-drive-ocamlfuseを引数なしで起動したところ,

Fatal error: exception Invalid_argument("index out of bounds")

というエラーが出てしまい,頓挫です.またしばらく棚上げします😓

追記

成功しました → Slackware ARMでGoogle Driveを使う(成功!)

Raspberry Piで暮らせるか (2) Browserも厳しい

いきなりつまづきました.WS1Work Station.まあ,サーバーでないパソコンですね.を日常的に使うにあたって,Web browserが十分に使えれば,9割がたの仕事はRaspberry Piで済ますことができそうです.しかし,かなり厳しいです.

SNSやBLOGに写真を貼り込むのが案外面倒です.写真はiPhoneで撮ります.Macintoshではその写真をどう貼り込んでいたかというと,iPhone側で写真を選んで「コピー」して,Macionshで「ペースト」すれば完了です.これに慣れてしまったのが敗因かもしれません.すべてこれでうまく行くわけではありませんが,MeWeとFacebookはOKです.

これが使えない,WordPressのBLOGの場合,Firefoxで記事の作成・編集中に,いったん「写真」アプリにて,貼り付けたい写真をデスクトップにドラッグします.

そして,FirefoxのBLOG編集画面に戻り,デスクトップに置いた写真を一つずつはめ込みたいところにドロップしていきます.

MeWeやFacebookでは,できた各種のおかずの乗った大皿から直接弁当箱に菜箸で入れるのに対して,WordPressでは,一旦別の皿に置いてから弁当箱に入れるような感じでしょうか.

それでは,同様のことをRaspberry Piでするにはどうすればいいか.気の遠くなるような手順が必要そうです.それはおおげさにしても,最短で,

  1. Chromiumの新しいタブにGoogle Photosを開く(Google Photosへの自動uploadをiPhoneでONにしています)
  2. 差し込みたい写真を選んで,ダウンロードの機能を実行(drag & dropはできない2当社調べ
  3. 複数の写真だとzip化されるので,ダウンロードフォルダーから適当なところに移して展開
  4. 差し込みたいSNS, BLOGにドロップ

で,たぶん行きそうです.

わが家の庭に実った大きな渋柿

やってみれば,まあ,それほど手間ではありませんでしたが,手軽さは「iPhoneでコピーしてMacのブラウザにペースト」には遠くおよびません.中間的な置き場所にもファイルは残りませんので,あとで整理(廃棄)する必要もないですし.

また,browserの責任ではありませんが3Googleの責任ではあります😥,日本語変換のMozcがあんまり良くありません.一番けしからんのは,全角文字を入力している途中で,偶発的に日本語入力が解除されてしまうときがあり,そのとき,入力途中の文字が全部消えてしまうのです.偶発なので,どういう操作がそれを招いているかわかりません.まあ,がっかりします.未変換の文字がある場合は,制御を渡さないくらい堅牢な設計にして欲しいです.

それと,Chromiumも固まりますね.昨夜はBLOGかSNSに入力中に固まり,外のマシンからsshで入って, “halt”をかけて就寝しました😥 GUIは固まりましたが,システムは生きていたのでまだ良かったです.

Raspberry Piで暮らせるか

まあ,無理です😥 それでもできるところまでやってみます.

日常生活において,パソコンで何をしているか考えてみます.

  1. Web browserでの作業(SNS, メール,クラウドの表計算など)
  2. メール専用アプリを使う
  3. 専用アプリでSNSを利用
  4. 音楽を聞く
  5. 写真のアルバムいじり(写真の追加,整理)
  6. ドキュメントスキャナーにつないで,レシートやもろもろの書類を電子化して整理
  7. ターミナルソフトで,サーバーにつなぐ
  8. 仮想マシンのWindowsを動かす
  9. ドキュメントソフトで日記を書く

くらいでしょうか.全体の割合のうち,1が半分以上でしょう18〜9割かも..Raspberry Piの性能が十分であれば,1, 2, 7, 9は可能ですから,まあ,半分以上の用は足ります24もとにかく「音楽を聞く」だけならRaspberry Piでも可能ですが,膨大なiTunesのライブラリーをプレイリストなどの付加情報ごと移転するのは無理という意味で,可能な範疇に含めません..しかし,その他も,利用の割合は低いとはいえ,生活には欠かせません.

できることだけでもRaspberry Piでしてみようと,Raspberry Pi 4 Model Bを買いました.

今回購入した,Raspberry Pi 4 model B 8GB RAM, ケースと電源,micro HDMI-HDMIケーブル

使いながらセットアップしていますが,やはり,厳しいですね.予期せぬところで,いわゆるプチフリーズします.いったいいつまでフリーズが続くか解らないのでストレスになります.特にデリケートな設定をいじっているような時に固まると,寿命が縮まります.

Web browserは,最初Firefox-ESRを使ってみましたが,プチどころかしばしば完全に固まります3ときには,システムを道連れに😥.Chromiumのほうがまだマシなので,他のMacintoshやLinuxで使用しているFirefoxと同期できないデメリットがありますが,そこはあきらめて,Chromiumで行くことにします4当然ですが,他にいくつかあるRaspberry Pi間ではChromiumでブックマーク他が同期できます.

Thunderbirdもインストールして設定しました.LinuxやMacのThunderbirdのデータディレクトリーを持ってきて,$HOME/.thunderbirdに展開してみましたが,コンパチビリティーが無いようで,あきらめて手で設定しました.思い出しながらでは到底無理で,MacintoshのThunderbirdの設定を見ながら,手入力という俗なというかベタな方法で設定しました.全部IMAP接続で,自宅のサーバー,GMail, iCloudと某所のサーバーの設定を完了できました.

プチフリーズ的なフリーズの主な原因は,SDカードをルートドライブにして,SWAPもその中のファイルでやっていることでしょう.せっかく,Raspberry Pi 4 model Bは,SDカード無しでUSBドライブから起動できるので,次の段階として,SSDをUSBでつないで起動するように仕立ててみます.