雑草との戦い

今年は比較的まめな耕運機がけとしつこい草の重点的な駆除とが奏功して,今のところ戦いを優位に進めています.

畑を耕耘機で耕すだけで,生えてこなくなる素直な草はけっこう多いですが,その逆に,めげずに生えてくる草もいくつかあります.

今の時期,育ちつつあるのが,臭くて茎に毛が生えていて,秋にいわゆるひっつき虫の形状のタネを付ける草です.

コセンダングサ らしい

この草は本当に質(たち)が悪くて,耕耘機で耕すことによって,茎がズタズタにされても,どうもそれぞれの茎から根と芽を生やして再生してくるようです.だから耕運機がけがむしろ奴らの増殖を助長していることになります.

この草が育ち出すと本当に困ったもので,傾いて茎が地面や防草シートに着くと,そこに根を生やします.防草シートからはがすとき防草シートにかなりダメージがあります😓

放置して大きく育ってそのまま枯れると茎は木のようになって根もしつこく張って,手に負えません.

そこで,現在まだ若いうちに手で抜いています.今の時期だと比較的に素直に抜けてくれます.

長い間名前も調べていませんでしたが,コセンダングサという北アメリカ原産の帰化植物で,環境省による外来生物法により,生態系被害防止外来種に指定されているそうです.ってなんだか解らない人は自分で調べて下さい😓

また,先日,「セイタカアワダチソウを抜かずに刈払機などで根元で切ると3本に枝分かれする」ような趣旨のことを書きましたが,先日刈ったセイタカアワダチソウをよく見れば5本にも分かれていました.「3本以上に枝分かれ」が正しいようです.

枝別れしたセイタカアワダチソウ.太い枝は2本に見えるが,よく見ると5本に枝分かれしている.

セイタカアワダチソウ

理科2分野(死語😓)が苦手だった筆者でも名前を知っていて,わが家の周囲に繁茂している雑草は,オオバコ,ドクダミ,スギナ,フキ,ノビル,名前を知らないのは,イネ科のザ・雑草,山芋系のツルを延ばしまくる草,ピンクの茎の気持ち悪い草,秋にひっつき虫を成らす茎の途中から根が生える気持ち悪い草,そして,セイタカアワダチソウです.

繁茂するイネ科のザ・雑草(某用水路近くにて)

そうした雑草同士にも栄枯盛衰があり,ここ数年勢力を増しているのは,ドクダミ,スギナ,山芋系の草とフキです.4種に共通しているのは,地下茎を延ばしまくっていることです.また,地下茎ではないですが,ノビルも最近増えてきています.防草シートを突き破って伸びて来ます.上から引いても球根がひっかかって抜けないので始末が悪いです.

セイタカアワダチソウもかつては,ザ・雑草と呼んでいいほどの勢力でした.やっかいなのは,どこにでも生えて,放置すると人間の背丈ほど伸びて,さらに枯れると木のように茎が硬くなって,手に負えなくなることです.

また,しぶとい生命力で,刈払機で根元近くから切っても,切った近くから3本の新しい茎を伸ばしはじめます.その3本の茎をまた刈払機で切ると,それぞれから3本ずつ茎が出ます.

セイタカアワダチソウ

そして,独特の嫌な臭いがします😓

ただ,他の雑草ほど底意地が悪いわけでなく,耕耘機でときどき耕すと芽が出てくることはなく,耕耘機がかけられない畑の端や庭に出てきても数十センチくらいのうちに手で抜けば,特に抵抗もなく素直に抜けます

ということで,ある程度伸びてきたら手で抜く,というのを忘れないようにしていきたいと思います.

ただし,あまり若いうちに抜こうとすると,途中で切れて,後に3本の茎が出てきます.

調子が悪い日は睡眠不足

現役時代からそうですが,睡眠不足の日はやる気が出ません.というか,最近では毎日多かれ少なかれ睡眠不足ですが,今日はやる気が特別でないなという日は, “SleepMeister” のデータを見てみると,特に睡眠不足がひどいです.

就職して数年間独身寮(小さいキッチンとトイレ付きの個室で風呂は共同)に住んでいましたが,ときどき10時,11時まで朝寝をしたことを思い出します.当時から実質フレックスだったんで,特別な会議とかなければ問題なしでした😓

いつの頃からか,朝早く目が覚め,一度目が覚めると二度寝できずにそのまま起床時間までということがしばしばあります.というか,最近はそれがデフォルトです.

そんな日でも通勤はなんとかできたので,職場に行ってダラッと給料泥棒状態で過ごして帰宅するというふうにしてきました.

しかし,リタイアしてパートタイム主夫兼パートタイム庭師兼パートタイム家のメンテ担当兼パートタイムシスアド兼いろいろやってますと,だらだらしていると1つも仕事が進みません.

やる気が出ないのに無理して仕事をしようとするのは,精神的に非常に辛いです.特に外仕事をいやいややるのは安全の面からもよくありません.

睡眠が足りていると,仕事を2つ3つ片付けようという気が自然にわいてきます.

少しでも良い睡眠を取るように工夫していくしかなさそうです.

サーバーをガチャンと切り替えてみました

切り替えてみました.httpdのサービスのうち,WordPressは大丈夫なようです.

これより後,めんどくさいのでカテゴリーは,LinuxとNetwork,Raspberry Piくらいにします.

また,あまりに詳しい作業内容については,セキュリティー上の問題もあるので書きません.

1度サーバーをガチャンと切り替えてみます (2) 準備に手間取ってます

4月8日頃にガチャンと切り替える予定

2022年4月6日(水)の午前中に,ガチャンと切り替えようかと思いましたが,肝心なBIND (named)の設定がまだと気がつき,着手しましたが,難航しています.

もともとBINDのことはあんまり理解してないまま使ってきてました.解ってないのにいろいろ過去の複雑な事情が設定に盛りこまれています.

BINDもセキュリティーの事情からバージョンが上がる度にそういう曖昧さが許されなくなってきているようで,Slackware 14.xで動いていた設定をそのままコピーしても,エラーが出て動いてくれませんでした.

ということで,1, 2日かけて,BINDの設定をチューニングしてから,いよいよガチャンと切り替えます.

追記: とりあえずBIND動きました

BIND (named)の設定のエラーは,メッセージを見ながら,理解していないなりに😓 直して,エラーが出なくなりました.

しかし,システムを起動しても,namedもntpdも動いていない.前のシステムの起動手順などを見てみても,特に変わらないのですが.

なんとなく勘で,システムの時間が設定されていないとnamedが動かず,namedが動いていないから,ntpdがサーバーのipアドレスを取得できなくて動かないのではないか,と当たりを付けました.

一番の問題は,Raspberry Pi Model Bシリーズが,バッテリーにより駆動されるhardware clockを持っていないことです.起動時に何もしないと,1970年1月1日から始まってしまいます.

もともとの起動順は,rc.Mから呼ばれたrc.inet2によって,rc.bindがスタートして,そのあと,rc.Mの少し後でrc.ntpdが起動されます.これでしばらくするとclockが同期しますが,少し時間がかかるので,ntpd起動の前に,

/usr/sbin/ntpdate 0.pool.ntp.org

を実行するように,rc.ntpdに追加してあります.

SlackwareARM 14.xではこれで問題ありませんでした.つまり,システムの時間が1970年1月1日でもnamedは起動して,その後に起動するntpdのサーバー名を解決してくれます.しかし,SlackwareARM 15.0付属のBIND 9.16.xでは,システムの時間がめちゃくちゃだと,namedが居座らずに異常終了してしまいます.

そして,ntpdが時間サーバーのipアドレスを解決できずにやはり異常終了してしまう.

「ニワトリが先かたまごが先か」問題です.

仕方がないので,0.pool.ntp.orgでたまたま表示される1つのipアドレス(仮にnn.nn.nn.nn)を使い,rc.Mの中のrc.inet2起動の前に,

/usr/sbin/ntpdate  nn.nn.nn.nn

を書いて,解決しました.poolなのに,固定的に使うのは趣旨に反すると思いますが,起動時の一回だけだから勘弁しもらいましょう.

動けばいいのだ™
ntpdate実行時も.