macOS Tahoeは使わないことに

現在,一度macOS 26.2 TahoeにupgradeしたM4 Mac miniをmacOS 15.7.3 Sequoiaにダウングレード中です.

主な理由は,TahoeにおけるMacPortsでrsyncがbuildインストールできなかったことによります.OpenSSL 3のインストール時にエラーが出ます.

もちろんrsyncもOpenSSLも重要なソフトで何か見落としがあるか,あるいはバグだったにしても優秀なメインテナーたちがすぐに直してくれると思います.

しかし,もうひとつ耐えられない事情があります.それは “ミュージック” の出来の悪さです.筆者にとってiTunesの流れをくむ “ミュージック” はMacの存在理由のひとつと言っても過言ではありません.

大学生時代から独身時代にかけてエアチェックで録り溜めた楽曲に加えて,オーストラリア在住中に買ったCD,そしてそれ以後は時々ですが購入したCDやダウンロードした楽曲を収録してあって,リリース年順に聞いています.

手順としては朝起きてMac miniの電源を入れて1, “ミュージック” を立ち上げ,曲のならびを “最後に再生した日” 順にしてプレーを開始して2,すぐに “年” 順に並び替えて次の曲に飛びます.これで前日の続きが聞けます.

これはmacOS Sequoiaまでは有効でしたが,同じことをTahoeの “ミュージック” ですると,「次に再生」というリストに, “最後に再生した日(時)” の順で曲が並ぶのです.そのまま再生をすると昨日聞いた曲を遡っていきます.

この次に再生はYouTubeなどのUIを真似たのだと思いますが,全く出来が悪いです.

このworkaroundは, “最後に再生した日” のリストで1番上の曲を再生したら,曲のならびを “年” にしたところで,次に再生のリストをクリアします.そしてリストで今再生中の曲の次をダブルクリックします.あるいは, “年” のならびのまま, “最後に再生した日” を探し出して前日に再生した曲の次の曲をダブルクリックします3

また,収録曲の音量のレベルのバラツキがひどいように感じます.これは,客観的根拠はないです4

UIについては根本的にはmacOS 26.xでは改善されないでしょうから26.xはパス,ということにします.

  1. 「スリープでいい派」が幅をきかせているようですが,多数のUSB機器を接続している筆者のケースでは,電源OFF/ONは欠かせません.電源を入れて15秒くらいでログイン画面が出ますから,たいした時間的損失はありません. ↩︎
  2. 前日(前回)最後に再生した曲が再生されます. ↩︎
  3. こうして書いてみると,後者の方が楽ですね. ↩︎
  4. 筆者以外にもミュージックやサウンド設定の出来の悪さを訴えている人はいます.https://discussions.apple.com/thread/256141210?sortBy=rank, https://www.reddit.com/r/MacOS/comments/1nkqn9g/im_experiencing_speaker_and_sound_system_issues/ ↩︎

M4 Mac miniのプチフリーズを追う (2)

Pagesで長時間大きめのファイルを開いているとMetadataが増大してプチフリーズが発生しやすくなる旨以前書きました.

そう認識してからは,なるべくPagesは使用し終わったら終了し,開きっぱなしの時も一年分の日記のような長大な文書ファイルは開かないようにしていました.

ところが,それを守っていても,CorespotlightのMetadataが増大してしまいました.今朝ブートした直後には1.5GBだったことを確認しています.庭仕事をして戻って来たらこんなになっていました.

さいわい今のところプチフリーズは発生していません.SSDのアクセス速度も正常です.

しかし,Metadataが50GBを超えるのは正常ではありませんしSSD領域の無駄遣いなので,このエントリーを書き終えたらMetadataを削除してリブートすることにします.

2026年もネットは速い

日差しもあり,風も余り強くなく穏やかな元日です.庭仕事をしても良い気候ですが,元日早々からすることもないかと,ごろごろしながらテレビ東京の孤独のグルメを見ています.何度も再放送されたので,たいていの話は見てますが,安心して見ていられるのでだらだら過ごすのにちょうど良いです.

しかし,番組を見ながらも閑なのでSNSを巡回したり自分のBLOGの古い記事を見たりしてます.

昨年の元日には,「2025年もネットは速い」との記事を投稿しました.その時はまだM4 Mac miniもMacBook Air M4も所有してなくて,最速が有線LAN経由の1Gbpsでした,

昨年購入した2台のM4 MacはWi-Fiも高速で,Nuroのルーターに直接つなぐと1Gbpsを軽く超えます,Nuroは下り2Gbps 上り1Gbpsでようやく本領発揮です.

M4 Mac miniのプチフリーズを追う (1)

M4 Mac miniを購入後約3か月でプチフリーズが頻発して,高速なパソコンを買ったはずなのに使いにくい状態になりました.Appleのサポートに相談したりAIに聞いたり情報検索したりしながら自分でいろいろ試したところ,

  1. どういう条件でプチフリーズが起こるか
  2. プチフリーズが起きた時の他の症状
  3. 回避策

について解りました

使用環境は,M4 Mac mini RAM 24GB SSD 1TB,macOS 15.7.3 (Sequoia)です.

1はPagesで長時間大きめ(約500MB)の文書を開いていると,編集操作をしていなくても,Pagesおよびcorespotlightd,mds_stores,tccdなどがCPUを占有し1ただし,同時にそれらのプロセス全てがCPUを占有しているわけではない.~/Library/Metadata/CoreSpotlight/内のファイルのサイズが50GBを超え非常識に大きくなったときに起きます2ただし,50GBを超えたら必ず起こるわけでもなく,必要条件です.3ネット検索で得た情報では,SpotlightがPagesのエントリーを延々と書き出し続けているらしいそうです.

ただし,同じ文書をPagesで開きっぱなしにしてもMacBook Air M4では同じことは起きず,~/Library/Metadata/CoreSpotlight/のサイズは300MB前後という常識的なものです.

ネット検索でもPagesとCoreSpotlightとプチフリーズの関係を指摘しているものがいくつか見つかり,PagesとCoreSpotlightが主犯であることはほぼ確実ですが,MacBook M4では起こっていないわけですから,他にも必要条件があるようです.

2については,プチフリーズということで,最初はSSDのハード的な故障を疑ってBlackmagic Disk Speed Testで測定したので解ったのですが,正常時には読み書きとも3000MB/s前後のスピードが出ます4Stress=5GB.が,プチフリーズが起き出すと書き込み速度が2000MB/s以下,ひどいときは1000MB/s以下にまで低下します5読み出しは3000MB/sを少し下回る程度です.

したがって,プチフリーズか起き出すと,プチフリーズの継続時間を確認するとともに,Disk Speedを測定して客観データとしています.

3の回避策は,~/Library/Metadata/CoreSpotlight/の中のファイル・フォルダーを削除して,Macを再起動すればよいです.また時間がたつと~/Library/Metadata/CoreSpotlight/のサイズが増大して,プチフリーズが起きますが,数日は問題なく動きます.

Glossary

プチフリーズ

パソコンを操作しているとき,突然キーボードやマウスの操作に反応しなくなり6macOSの場合虹色の円板が回転する場合もあれば何も出ないこともある.数秒から数十秒その状態が続いた後回復する.プチフリーズ中にタイピングした文字が回復時に表示されることが多い.

今回筆者のMac miniで確認できたプチフリーズの継続時間は3〜16秒.

初期のSSDでは書き込み速度が著しく遅く,プチフリーズを引き起こした.ちなみに,英語では “micro freeze” である.

Blackmagic Disk Speed Test

Blackmagic Design社ディスクの速度計測アプリ

M4 Mac miniでプチフリーズ頻発 (18・終) 〜まとめ〜

所有しているM4 Mac mini (RAM 24GB, SSD 1TB)1メインWorkstationとして使用しています.は,購入後2か月くらいしてプチフリーズ25〜16秒間,キーボードやマウスの操作に無応答になる.初期のSSDは書き込み速度が極端に遅く,このプチフリーズの原因となることが多かった.が頻発するようになりました.

ネットで検索したり,AIやアップルのサポートに相談したり,自分でもいろいろ思いついたことを試したりしました.

まずはハードウエアやドライバーを疑い,USB機器(HDD,USB-Serial変換アダプター,USB-Audioアダプター,USB-HUB)やThunderbolt 3⇒2変換アダプターを介して接続しているThunderbolt 2 Dockやそれに接続している拡張モニター,HDD等の接続を外しました.特にTime Machine用のHDDはDockやHUBを介さず直結したほうが良いとの情報を得てMac miniに直結するケーブルも購入しました.またキーボードとマウス,トラックパッドはBluetooth接続のものを使用し,モニターはメイン・サブともUSB-C⇒HDMIの変換ケーブルでつなぐようにしました.

しかしそれでも症状は起きます.

結論的には,PagesとSpotlightのバグで,永遠にページインデックスをMetadataに記録し続けるのが原因と解りました3参照した記事が見つかりませんが,

corespotlightd metadata endless loop
等で検索すると関連する情報が出てきます..

筆者の利用環境では~/Library/Metadata/CoreSpotlightの内容が50GBを超えたあたりで,プチフリーズが頻発するようになり,その時にSSDのアクセス速度を測定すると通常時に比べて大幅に低下します.

この状態にいたっても,テスト用のアカウントを作成してそちらにログインすると症状は出ませんし,OSのクリーンインストール後はプチフリーズはなくSSDのアクセス速度は改善します.

現在使用しているmacOSは Sequoia 15.7.3で,Pagesは14.4です.一時的にmacOS Tahoe 26.1にupgradeしました.利用期間は短い間でしたがその間はプチフリーズやSSDの速度低下は起きませんでした.

しかし,プチフリーズやSSDの速度低下が起こらなかったのはアカウントを切り替えたりTahoeを使ってからの使用期間が短かったためで,Sequoiaにおけるメインアカウント同様にPagesを長時間使っていたら同じ症状が起こると思います.

現在のところTahoeでもPagesのバージョンは変わりません.Spotlightに改善があればプチフリーズやSSDの速度低下は起こらない可能性はあります.

当面のワークアラウンドは,時々4最短5日でプチフリーズが起きたので,3日おきくらい.あるいは気にしなければプチフリーズが起きた時点で.~/Library/Metadata/CoreSpotlightの内容を削除して再起動する,です.

Tahoe対応のPagesの新バージョンがリリースされたらTahoeにすることにして,もうしばらくは現状のままいきます.

まとめ

大きなPagesの文書ファイル5筆者のケースでは550MB 150ページ.を開きっぱなしにしておくと,~/Library/Metadata/CoreSpotlightのサイズが大きくなりプチフリーズが生じることがあります.

その文書を編集する必要が無いときは閉じるのが有効です.

もしプチフリーズが発生したら,~/Library/Metadata/CoreSpotlightの内容を削除してMacを再起動します.