ムーミン

ムーミンって,登場人物は一通り知っているつもりですが,全体の話の流れはおろか,エピソードのひとつも思い出せません.たぶんちゃんと見たことがないのではないかと思います.

日本で最初にアニメーションが放送されたのは,1969年だそうでその頃はたぶんプラモデルに熱中していたので,ほのぼのしたアニメには関心はなかったと思われます.その後も何度かアニメ化されているようですが記憶はありません.

この度,CGのアニメーションがEテレで放送開始されたので,勉強のために見ることにして,毎回録画しています.

で,時にはかなり飛ばしながら見ていますが,個人の感想としてはそんなに面白くないですね.登場するキャラクターがどれもユニークすぎて,それに勝つような話というのはなかなか作れないのではないかと思います.

高齢者が年少者に突っ込む事故

なんか最近こういう悲惨な事故の報道がやたら目だつように思います.コンビニに高齢者が突っ込む事故も同様ですが,自動ブレーキシステムを搭載していれば,防げたであろうケースが多いので,たいへん残念です.

ちなみにわが家の車は自動ブレーキ搭載してます.

貧乏人に厳しい政策

逆累進制と言われる消費税は貧乏人に特に厳しい政策ですが,後期高齢者の医療費自己負担2割というのも厳しいものです.

何度も引用しますが,「老後2000万円必要」とした金融庁の審議会の報告書(2019年6月3日)には,2014年における65〜74歳の世帯(主)の収入は約460万円となっています.7年前のデータですから,そのデータの母数となった人々の7割は現在後期高齢者になっています.

この数字って,現役世代が冷静に見ることができるんでしょうか.

そんなに収入があるのなら2割くらいいいじゃないか,ということで,引き上げが決まったと思うのですが,年収200万円の2割負担と,460万円の2割負担では,厳しさは月とすっぽんほど違います.

負担増はやむを得ないと思いますが,なぜ収入に応じた負担にしないのか.計算しないので,具体的な妥当性は解りませんが,300万円以上は2割負担,600万円以上は3割負担のような形にすべきだったと思います.

年収200万円のような,ぎりぎりの生活をしている後期高齢者は,現政権にとってはどうでもいいっていうことなのでしょう.

馬鹿か忖度か

与党間の意地の張り合いで給付する10万円を現金5万円とクーポン5万円に分けることになったようですが,それに関する大手メディアの報道が馬鹿すぎです.

クーポン支給のために事務経費が1000億円近くかかることを多くの大手メディアは「多すぎる」というスタンスで報道していますが,それが例えば500億円になれば「大幅に減らせて良かった」という姿勢で報じるんでしょうか.

そもそも最初から全部現金支給にしていれば,クーポン支給に関する費用は1円もかからないのです.現金支給は手続きが始まってから途中で金額変更ということになれば追加費用がかかるでしょうが,最初から金額が決まっていれば,5万円でも10万円でも現金支給にかかる事務手数料は変わりません.

納税者目線からすればクーポン費用は全部無駄金です.

与党の「現金だと貯蓄に回る」をこれまた大手マスコミは大本営発表の垂れ流しをしていますが,今回支給対象になっている人たちの貯蓄額はどのくらいのレベルなのか,貯蓄に回す余裕がどれほどあるのか,調べてからものを言ってもらいたいものです.

そして,巨額の事務経費がまたD通に中抜きされるのも見え見えですが,どの大手マスコミもその可能性に言及しません.そしてこれも何度も繰り返されたことが明らかになっていますが,中抜きの一部は自民党に環流します.当然,また中抜き・環流と同じことが繰り返されるのに,次の来るべき段階について大手マスコミは一切触れません.

真珠湾攻撃の記念日(やその前)に,NHKでは太平洋戦争開戦の頃のマスコミや人々の空気感を資料から読み取るような番組を放送していますが,一番反省がなく空気を醸成する危険な存在はNHKを筆頭とする大手マスコミ自体ではないでしょうか.

違うクラスでも同級生と言うのか

中学生が同じ学年の生徒に刺された事件ですが、少なくともテレビ朝日とTBSは違うクラスなのに「同級生」と報じてます。同級生の「級」ってクラスって言う意味じゃないのかなあとずっと思っていたんですけど、最近は違うのかな。

追記

NHKは「同学年の生徒」って言ってます。