金持ちの世論誘導に気をつけよう

経済アナリスト森永卓郎さん2014年10月24日NHKラジオ ラジオあさいちばん ビジネス展望「ピケティ教授の『21世紀の資本論』を考える」から(要旨)

「高額所得者の税率を高くすると,国外に逃げ出す人が多くなるという人がいるが,実際にはそういう人はほとんどいない.高額所得者や資産家たちが巧みに世論を誘導しているだけだ」

自ら悔い改めなければ永遠に許されない

音無監察官曰く「自ら悔い改めなければ永遠に許されない.」

だったかなぁ^^;

罪に問われるようなことを実際してしまう人は,多くないけど,その場合は,罪を償うチャンスをもらえるわけですね.

しかし,倫理的な問題を起こしたり,結果的に罪を問われることのない法令違反などを(場合によっては「犯罪」と言われるようなことも),起こすことの方が多いですよね.

それを,悔い改めたり,自分でできる償いをして初めて,人間として大事なことなのだと思います.

けっして,過去の自分に都合の悪いことはを忘れることではありません.

ほど遠い観光立国

観光立国にするには,観光に関するいろいろな法令や制度,商習慣を世界標準に準拠させていくべきです.

  • 博物館・美術館・資料館など,「フラッシュを使用しなければ撮影可」を標準にすべし
  • ホテルや旅館の宿泊料金を,一人あたりでなく,一部屋あたりにすべし

日本でベンチャーが育ちにくい主因

ベンチャー企業と言えば聞こえは良いですが,要は零細企業です.ちょっとうまくいって成長しても中小企業です.零細企業や中小企業が資金を調達しようとすると,金融機関は,経営者に個人保証を求めます.

ちょっとこの世界のことを勉強すればわかることですが,このことが日本でベンチャーが育ちにくくしている原因の一つ,というか,最大の原因です

資金調達の障害となると言うことばかりでなく,会社の整理をしにくくしています.

住宅ローンも似たようなもんで,とにかく日本の金融機関はリスク取らなすぎです.大手銀行は景気の好不調にかかわらず莫大な収益を上げ続けていることからもそのことが裏付けられますね.

日本が発展途上国だった頃からの制度・商習慣がそのまま残っている,ってことなんでしょうか.

大手金融機関は「科学技術創造立国」のために,リスク取れ!

このことは,ノーベル賞受賞が決まった中村修二氏がメディアに語っていますが,メディアの扱いは少ないですね.