高齢者が7割

そういえば,連休最後の5月6日は腰痛もあって,いつも以上にだらだらテレビを見ていました.この日は振替休日と言うこともあって,テレビは平日モードでした.で,見るともなく民放のワイドショー的番組を見ていました.

その中に出てきた話題で,「高速道路を逆走するドライバーの7割が高齢者」というものがありました.司会者やコメンテーターたちは異口同音に,高齢者は気をつけなければいけない,ということを言っていました.

ですが,逆走ドライバーの3割は高齢者ではない,ということのほうが私には衝撃です.このデータは前から聞いていたのでこのときはそれほど衝撃ではありませんでした.というか,テレビの向こう側の人たちはその程度のデータの解釈しかできないことが,このときは衝撃でした^^;

振込先名義

銀行振込は,オンラインでやることがほとんどになりました.

これまで,オンラインで振り込んで失敗したことが2回あります.1度は国内,もう1度は海外向けです.

海外向けのは詳細を忘れてしまいましたが,口座の情報が不十分だったためだと思います.国内よりも必要とされる情報が多いです.

国内向けの失敗は,ある方の記念パーティーで,賛同者一同から贈る記念品のための寄付だったんですが,その口座名義は「誰々さんの何々記念のなんとか」とか言う長たらしいもので,ちゃんとカタカナで教えてもらったんですが,結果的に,その教えてくれた口座名が間違っていました.

ほんの一文字のことだったんですが,振込は成功せずに何日かして差し戻されてしまいました.振込手数料は戻りませんし,瞬時に済むはずの送金が,結局何日も遅れてしまいました.

以来,振込先情報には神経質になっているんですが,先方から教えてくれる口座名義は,読み方が何通りかある漢字だったり,やたら長たらしかったりで,振り込む人間の立場に立ってないなぁと,いつも感じる次第です.

金をスムーズに払ってもらいたいんだったら,半角カタカナでちゃんと知らせなさい(ごくまれに,ちゃんと半角カタカナで知らせてくれるところもあります).

日経225

まあ,立教大学山口義行教授の請け売りですが^^;

日経平均株価って言いますが,実は東証一部上場約2千社のうちの225社分の指数なんですよね.ですから海外サイトでは,Nikkei225なんて出てます.

その225のうち,約20社だけで,日経平均株価の増減の5割に寄与しているそうです.しかもそのほとんどが輸出関連企業.

となれば,円安に誘導すれば,日経平均株価が上がることは,サルでも解ります.で,今そのサル知恵が実行されているわけです.異次元の金融緩和とか言ってますが.

金融緩和は,カンフル剤と言われていますが,死に体の経済への痛み止めのモルヒネだと思います.アメリカやヨーロッパは,金融緩和してもすぐに終わりの話をしていますが,日本はモルヒネ付けが延々と続き,終わりの話が出てくる気配もない.

私が死ぬまでくらいは日本経済はもつと期待していましたが,定年までのあと4年も怪しくなってきましたね.

QBハウス

先週のカンブリア宮殿,何となく録画しておいて,日曜日に見ました.表記のQBハウスを展開するキュービーネット株式会社とその社長北野泰男氏が紹介されました.まあ,おもしろかったです.

今やあちこちにあるQBハウスですが,私は2006年の東京勤務時代に何回か利用しただけです.その時の印象は,速くて安くて便利だなと思いましたが,サービスの質とかまでは気にしませんでした.その後は立ち回り先にないので,利用していません.

創業者は拡張第一主義で,現場のことはほとんど顧みなかったため,北野氏が引き継いだ時は人材的にかなりピンチだったようです.なにしろ,1年間の離職率が50%もあったそうです.

北野社長は,人優先(あくまで経営者のいう人優先ですが^^; )で,急展開はせずに,じっくり人を育てながら一緒に成長していく路線に変更したそうです.

海外展開にしても,自分と床屋の関わり合いにしても,自身の海外経験が大きく関わっているようですが,取材スタッフの問題か,村上龍が気がつかなかったのか,掘り下げがなくて残念でした.

北野社長はもと日債銀の銀行マンで,日債銀の経営破綻のときに,キュービーネットの創業者の引きで,移ったらしいです.そこら辺ももう少し詳しく聞きたかったところです.

徹底したデータ管理ということで,例が紹介されていましたが,結局は,できの悪い社員を見つけ出して,再訓練するためのシステム,以上には見えませんでしたが.例の取り上げ方が悪いのか,それとも本当にそれだけのものなのか^^;

いろんなことが盛りだくさんな取材対象を,ひとつの番組として調理しきれていない印象が残りました.