勝手邦題で後世に禍根^^;

勝手放題でなくて,勝手邦題でいいんです.

閉鎖したBLOGに書きましたが,大学生,大学院生から就職して独身だった頃,FMのエアチェックがメインの趣味の1つでした(1980〜1985頃).オープンリールや,ベーターハイファイの音声トラックを使って,エアチェックをして,曲だけ切り取ってカセットテープにダビングしていました.200本くらいあったと思います.

20年くらい前かなぁ,これらのカセットテープをいい音で聴きたいと,SONYのESシリーズのカセットデッキを買いました.

ですが,時代は既にCD時代で,このデッキは活用されず,主な仕事(かつ最後の仕事)は,デジタイズのための再生となりました.週末や帰宅後に約2か月かけて,カセットライブラリーのデジタイズを行い,すべてをデジタル化して,現在iTunesのライブラリーに入っています.それが2002年のことです.

カセットケースに入れてある紙(レーベルでしたっけ)に,FM誌のデータを元に曲名やアーティストを書いていましたが,書き間違いもありましたし,どう見てもFM誌の間違いもありました.

たまに怪しい曲名やアーティスト名で検索して,解明する作業をしてきました.良い暇つぶしなります.年々すこしずつ,正しい名前が分かってきます.Webの蓄積やGoogleの検索技術向上のたまものと思います

それでも,なかなか見つからないのは,日本のレコード会社が勝手に付けた曲名(邦題)やバンド名です.

これらも,数は少ないんですが,日本の好事家のWeb情報が徐々に増えることで少しずつ解決してきています.

他にも,特にバンド名のないセッションのアルバムなのに,日本版だけバンド名が付いていたり,やはりセッションなのに,昔所属していたバンド名が付いていたりということがありました.

こういう日本だけのバンド名は,仮に正しい英語訳が解って検索しても,何にもヒットしないことがあり,未解決のものがまだまだあります.

また,1人のアーティストが,気に入った曲を,いろんなアルバムに,違うバージョンや同じバージョンを入れていることもあって,特定できないこともあります.

所蔵約3400曲のうち,アルバム・発表時期が不明なままなのは400曲あまりとなりました.

といっても中くらいの”333″でしたが^^;
注 (2023/03/30): 今日では,DISCOGSにほとんど頼っています.