元々誠実さなんかない

火曜日(5/29)の夜,たまたまガイアの夜明けで,レオパレス21の建築基準法違反に関するスクープをやっていたので,途中からですが最後まで見ました.

また,日経とテレビ東京のスクープかと思いましたが,赤旗の方が先に報じてましたね.

まあ,いろいろな見方はあるでしょうが,私はそもそも不誠実な体質の会社で,起こるべくして起こったことだと思います.

サブリース商法については,何年か前からNHKなどでも報じていますが,悪徳な銀行と結託して,多くの場合,大家となる人たちの財産をむしり取る結果になる,非人道的な商法です.

現場の社員たちも,大家たちの財産をむしり取っていることを肌で感じているはずです.こうしたことをまともな神経の人が続けられるはずはなく,続けるとしたら,もはや人としての心を捨てていて,人としてのまともな判断はないはずです.

既に倫理の尺度である人の心をなくしているのですから,社内の倫理の基準が,「法を犯していなければ何をしても良い」,から,「法を犯していてもバレなければ良い」,「バレても裁判で勝てば良い」まで堕ちるのはたやすいことだとも推測できます.

そんな企業風土の中で,今回発覚した「見えないところ」の建築基準法違反などの不正があったとしても何ら驚くことはありません.

目に見えないところと言うこととなると基礎なんかも心配ですね.

こういう悪質なサブリース商法の会社のCMには,「好感度」の高いタレント・俳優が使われていますが,彼らには一刻も早くCMを降板して欲しいと願っています.

参考記事(追記)

Notes:
1. 大家となる人の現在と将来の経済状況,アパートの将来的な経営状況,他のサブリースの大家たちの多くの情報について,徹底的に調べた上で貸すんですから,悪行以外の何物でもないです.銀行が貸しさえしなければ悲劇は始まらないで済むんです.
2. やましい気持ちの裏返しでしょう.
大家となる人の現在と将来の経済状況,アパートの将来的な経営状況,他のサブリースの大家たちの多くの情報について,徹底的に調べた上で貸すんですから,悪行以外の何物でもないです.銀行が貸しさえしなければ悲劇は始まらないで済むんです.
やましい気持ちの裏返しでしょう.