小型ローテーターの撤去

台風16号の関東直撃の可能性は低くなりましたが,非常に強い勢力のまま金曜日に関東地方に接近するということで,風が強くなってから後悔するのは嫌なので,アンテナを下げてブームをタワーにロープで固定しました.

ついでに,懸案となっていた小型ローテーターの撤去作業もしました.テレビアンテナの総合カタログに載っているような小型のもので,たぶん20年くらい前に今は廃業してしまった地元の電気屋さんから買ったんだと思います.タワーの途中に付けた腕に取り付けて,パケット通信用の430MHzの13エレとかを回していたのだと思います.

無線によるパケット通信もしなくなって,一時期国内コンテストにまめに出ていた頃,144/430/1.2GのGPを付けていました.GPにローテーターは不要ですが,ローテーターを外すのがめんどうだったし,また,いつかビームを付ける日が来るかも知れないので,そのままにしていました.

しかし,困ったことに,クワッドアンテナを回すとときどきGPにクワッドのエレメントが引っかかり,気がつくのが遅れてクワッドのエレメントやスプレッダーを傷めたことが何度かあったので,数年前にGPを外してしまい,ローテーターだけが残っている状態となりました.

テレビアンテナ仕様のローテーターなので,取り付けのネジ類もいずれさび付いて回らなくなるから,さっさと取り外さないといけない,とかねてから案じていたわけです

アンテナ降下作業の途中で,ローテーターの取り付けボルト・ナットの大きさを確認して10mmと解り,再度10mmのメガネレンチと普通のスパナを持って上がリ直して作業することにしましたが,スパナが短いので,さび付いたボルト・ナットを回すのにトルクが出ないかもと思って,大きめのモンキーレンチも持っていきました.

ボルトの頭をスパナで押さえてナットをメガネメンチで回したところ,回るには回りましたが,さび付いていて結局4本のボルトのうち2本が折れました😓 残りの2本も破断寸前だったと思います.

ボルトが外れた(折れた😓)のにローテーターが鉄の腕から外れてくれません.錆びて癒着してしまったようです.そこで持ってきたモンキーレンチで軽くたたいたら外れました.やはりモンキーレンチは「殴るもの」です😓

ボルトがさび付いていて,回して折れるというのはほぼ想定内ではありました😓

タワーの上で作業をするには暑すぎず寒すぎず,日差しも弱く風も弱く,雨の心配もなく最適でした.たぶん,1年を通してこれ以上の好条件の日は他にないと思います.

腐食して落下するという最悪の事態を未然に防ぐことができて,めでたしめでたしです.

2021年10月1日(金)
案じていただけ😓

ようやくCatalinaに

メインのWorkstation(Mac mini core i7 6core.以下 “WS” )は,昨年1月に購入した時は,Catalinaがpreinstalledでした.しかし,いろいろ不都合があるので,Mojaveにダウングレードして使ってきました.全く問題ありませんでしたが,サブスクしているATOKを最新版にupgradeできない,Wacom Tabletの最新ドライバーがインストールできないなど,細かい不都合がだんだん出てきました

最近になって大きな不都合が起こりました.それはGoogle DriveアプリがMojaveではどうにも動いてくれないことです.勝手にGoogle Installerがupgradeしておきながら動かないというのはけしからんのですが,Google Driveを使えないのは生活に大きな支障を来すので,OSのupgradeによっていくつか動かなくアプリがあるのはあきらめてmacOSをCatalinaにしてしまえと言うことにしました.

OSのupgradeで手間取る

最新版のBig Surにするのは,環境設定からボタンいくつか押せば簡単にいくのですが,古いOSにupgradeするのは,少々手間がかかります.それでも,あちこちに書いてある通りです.そうした記事のリンクをたどると,App StoreからCatalinaのインストーラーをダウンロードすることができます.

ところが,その手順を何度行っても,ダウンロード完了直後の後処理のスクリプトがどうかしたという意味不明のエラーを吐いて,異常終了してしまいます.

困って,現在Catalinaで動いているMacbookで同じリンクをたどったら,無事 “Applications” フォルダー内に, “macOS Catalinaインストーラー” が出現しました.それでそのインストーラーをWSにコピーし,起動したら,「開発元が不明なので開けない」とかほざきます.自社製品の開発元が理解できないとは,一体全体どういう教育を受けているのでしょうか.

それでも,右クリックで起動して開くを押したらインストーラーは起動するのですが,なかなかアプリのウィンドウが開きません.ターミナルからtop -o cpuで見ると,100%のCPUサイクル使ってなんかしてます.これは,多量の外付けHDD(Time Machine用)をいろいろ調べているに違いなと判断して,インストーラーを強制終了してからWSの電源を落とし,Time Machine用のHDD3機(全て3TB)を外してから起動して,Catalina インストーラーを起動したら「当たり」で,ようやくOSのupgradに取りかかってくれました.

wsjt-x

インストーラーが動いた後は無事にupgradeが進み,Catalinaで起動できるようになりました.最初に確認したのは,wsjt-xです.この際なので2.2.xから,最新の2.4.0に上げました.例によって,shared memoryが何たらかんたらいってそのままでは起動しませんが,インストールdmgに入っているなんとかかんとかplistを指定の場所にコピーして,WSを再起動してからもう一度wsjt-x 2.4.0を起動すると起動してくれました.

しかし,USB-serialで接続している無線機のCATとPTTを認識してくれず,当該USBアダプターを抜き差しして,システムリポートでポートを特定して,設定し直しました.これが案外手間でした.

Catalinaになったら,英語表示に切り替えられるのかと思いましたが,正攻法ではダメのようです.下図のように,言語の選択ができません.

あとで,日本語リソースを削除しちまいたいと思います(できるかどうかは不明).

Time Machine用ファイルサーバー

これが確か,前回CatalinaからMojaveにdown gradeする最大の理由だったように思います.このWSには,3TBのHDDを付けて,Macbookのバックアップ用にしているのです.しかし,Catalinaにするとどうしたわけかバックアップ用に使えなくなったと記憶しています.

少しチャレンジしてみますが,ダメならダメで,リモートでなくて,Macbookに直接つないで使うことにします.

その他

他にも,いくつか問題があったので,追々確認して記事にします.

厳密に言えば,Mojaveだった先代のWSの起動ディスクの内容をそのままコピーして使いました.
最新機能を利用できない,というのは,たいした損失ではないですが,セキュリティー上に懸念を残します.
多数のアプリに,起動不能のマークが付きましたが,今日必要としているアプリはないと思われます.

NYP

JARL主催のQSO Party (またはNew Year Party, NYP)が今日からはじまりました.ことしから6日間の開催と言うことで,1月7日までありますので,毎日10〜20 QSOくらいのペースで参加するつもりです.

今年は,CW中心で,FMとFT8(4)を少しだけやります.CWでのハンドルは, “1RO”で通します.

これまでの約10 QSOではだいたい,3人の内1人はすぐに理解して(か,理解しないでも正確に受信してくれて), “1RO san”と返してくれますが,1人の割合で “JRO san”と返してくれます.

まあ,1とJとをちゃんと打てない人がいるので,そういう人だと思われているんだと思います😓 また, “JRO”と取った人にはゆっくり訂正を入れても “JRO”のままなので,今後は訂正しません😓

また,残りの1人は良く分かんないけどいいやってことなのか,もともと名前を返さない主義なのか,名前を打ち返してくれないので,どう取られたのか不明です.

2021年1月2日(土)
交信.
交信するときの名前

RAEM 2020

今年はコンテストへの参加数,1コンテストあたりの交信数もずいぶん少なかったです.今日は何々コンテストがあると知っていても出る気がしないので無理して出なかったためです.

それでもRAEMだけは数日前から参加したいと感じて,N1MM+を最新版にupdateしておきました.当日朝も,少しわくわく感があったので参加しました.

しかし,苦行のようなコンディションでした.もともと参加局はロシアとヨーロッパばかりで,午前中はロシアの近場,JAどうし,若干のアジア局と,ZLが2局だけでした.

朝のうちの7MHzや昼過ぎの14, 21MHzで参加局の多いヨーロッパが開けても,先方は近中距離の混信が多いようでなかなか拾ってもらえません.

それでも,このコンテストに参加しないと交信できないRAEMとは,7, 14MHzで2QSOできたので,良かったです.

また,昨年並みの150QSO位できましたので,生存証明にはなったと思います.

QSLカードburoに送りました

10月29日にJARLビューローからQSLカードが届きました.今回届いたのは,目分量で150枚より少し多いくらいと思われます.そのうち,DXからは2枚で,そのうち1枚はJAのマネージャーからなので,海外からのQSLカードは1枚ということです.もう,海外で紙のQSLカードのやりとりをしている人は非常に少ないようです.

カードの内容確認は,その日のうちに終えました.こちらから,130枚ほどの返信をする必要がありますした.

翌日に印刷して,その日のうちに投函と思いましたが,結局,31日に印刷し,本日(11月1日)クリックポストで,JARLビューローに発送しました.

ビューロー経由は,1年内外で相手に届けばいいくらいに考えていましたし,郵送料の節約や,封筒や梱包材などの資源節約のため,年に2回くらいビューローに送っていたのですが,たまに,交信から1年に満たないうちにQSLカード発送の照会があるし,今のプリンターが遅くて,200枚とか印刷するのはなかなか骨なので,今回から,ビューローからカードが来たらその都度数営業日内に返信分をJARLビューローに送る方針にしました.

なお当方はQSLカードは集めていませんが,ある程度まとまった数の交信をしているのに,「カードは発行していません」というのは粋ではないと思っているので,受領分については必ず返信することにしています(交信時に特別な約束をするなどしていない限り,原則としてこちらからは送りません).

また,同一バンドかつ同一モードにおける交信(同一スロット)分については,JARLビューローの負担軽減のためにも,送らないでいただきたいです.

なお,お願いですが,返信カード不要の場合は,一目見て解るように強調する字体・大きなフォントサイズ・色などで書いていただけると助かります.

現状では届いたら返信するようにしています.