久しぶりに週末に200QSOs越え

念のため,二千じゃなくて二百ですからね^^;

さて,全部まぜこぜの交信数ベースの話ですが,2012年に年間10k越えをして,2013年も9.8kとほぼ,10k近くしました.その反動か,2014年は振るわず,4.6kに終わり,今年も,低調な滑り出しとなっています.

10k QSOsは長く続けるには,自分にはちょっと無理なレベルなので,5kくらいがいいかなあと思いますが,今年は,まだ500QSOsで,年間に換算すると,2kが良いところです.

どうも最近は,国内外ともコンテスト(主にCWとRTTY)がおもしろくなくて,ちょっと参加しはじめてもすぐにやめてしまうことが多く,これまでだいたい参加してきたコンテストにも,全く参加しないと言うこともしばしばです.

もともとコンテストの参加は細切れのパート参加が基本なんですが,開始から少し参加して,そこでおもしろいと感じるかどうかで,次のパートの参加意欲がわくかどうかが決まってくるようです.

で,まあ,今年は,CWもRTTYも第一パートでめげることが多く,それが次のコンテストの参加意欲も無くしてしまい,総交信数が低迷しているわけです.なぜめげるか.おもしろさが感じられないんですよね.

この週末は,CQ WPX SSBコンテストがありました.今回も,事前にはあまり気乗りがしなかったのですが,とあるSNS仲間が気合いを入れて参加すると言うことなので,追っかけがてら参加してみたら,久しぶりにおもしろいと感じました.

実は,2013年にCQ WPX SSBに,これも何となくパートで参加してログを出したら,みごとに隙間に入り込んで,症状賞状をもらってます.これは,国内外のコンテスト全部含めて,SSB(Phone)でもらった唯一の賞状です^^; というふうに,CQ WPX SSBは験の良いコンテストです.

入賞したときもそうなんですが,ローパワーがおもしろいですね.JA同士で呼び合うと負けることが多いですし,強い局を呼んでも完全に無視されることがあるし,CQを出してもなかなか呼ばれないのですが,そこは,N1MMのバンドマップ機能やマルチのリスト機能,FTDX5000MPのボイスメモリーを活用して運用することで,コンディションの良い時間帯は十分楽しめます.

もう一工夫すればもっとたのしめるかも知れません.

N1MMからFTDX5000のVoice memoryの再生ができるようなので,次回やってみたいと思います.これに気がつかなかったのは,ちょっと残念です^^;

あとは,工夫するとしたら,フットスイッチによる送信ですかね.使えそうなスイッチを探してみたいと思います.

“LSBは7048〜”と明記しなければいけないレベル

私が,電話級(現在の第4級)アマチュア無線技士の免許を取って,HFで運用を初めたころ,既に電話はSSBばかりになっていました.

しかし,国家試験の勉強をした教材にはSSBのことはほとんど出てなくて,理解したといえるまではずいぶん時間がかかったように覚えています

要するに電波は周波数に幅がある.中波のAM放送で,例えば,NHK第一の東京は,594kHzといわれているけれど,それは搬送波の周波数であって,実際には,最大で,586.5kHz〜601.5kHzの範囲に信号が出ています.

ここまでは,中学生でも何となく分かりました.何にも変調がかかっていなければ,594kHzに綺麗な搬送波があるだけですが,変調がかかると,上下に音声成分が広がる.

SSBが厄介なところは,LSBなら下側だけに,USBなら上側だけに広がり,しかも,ダイヤルが示しているキャリアポイントの周波数には,何も信号が出ていないのです

アマチュア無線の短波帯の許容占有帯域は3kHzなので,無線機のダイヤルを7045kHzに合わせてLSBを送信すると,7042〜7045kHzに電波が出るんです.これでは新しいバンドプランから逸脱することになります.

解っている人には「何をいまさら」の話なんですが^^;

というような,私が中学生のころに苦労して分かったか分からないレベルの話が,分かってない皆さんが多いようです.

JARLのバンドプランの表には,7MHz帯の図の下に,

LSBは,7048kHz〜

と明記しないといけないと思います.というか,これ書くだけでずいぶん違うと思います.

私が開局した当時,LSBで7033kHzより下はバンドプラン逸脱だとなんとか分かっていて,実際に聞いてみると,7030kHzにOTと呼ばれる人たちが入れ替わり出ていました.当時はバンドプランには法的な強制力はなかったからとはいえ,人の模範となるべき人たちがアレでは^^; その記憶があるので,”LSBは7048kHz〜”の明記はぜひ必要と思います.モラルとか何とか以前に,分かってない人多いんですから^^;;

追記(2016/07/01)

2016年現在,コンテスト規約の補足に,上記のようなことが記されています.

中学生に周波数スペクトルを理解しろといわれてもなかなか^^;
占有周波数の許容値は15kHzとされています.
これはあくまで,理想的な場合で,現実にはいくばくかの「キャリア漏れ」があります.

“1RO”普及作戦失敗

私が就職したとき,職場には同じ名字の先輩がいました.ログイン名は,その先輩が先に名字をローマ字化したものを使っていました.ログイン名にはあと3文字余裕があるので,名字に何かを付け加えて区別しよう,と考えたところ,名前を1ROとして付け加えれば良いじゃないか,と考えつきました.もう30年も昔のことです.

アマチュア無線を始めて少して,DXやCWの交信でハンドルをどうするか,迷いました.ものの本には短い方が良いとあります.どう短くするか.どうも”ICHI”というのは好きじゃないんですよね.で,ICHIも使ったかもしれませんが,高校生くらいからは”ICHIRO”にして,以後40年そのままです.

何年か前から,ときどき,無線クラブの仲間や,SNSの仲間に,”1RO”っていうのはどうでしょうと,聞いてみているのですが,気に入ってくれた人がけっこういて,以来,彼らは交信のたびに”1RO SAN”と打ってくれます.

根強いファンがいるので^^; 今年のNew Year Partyでは,1ROで行こうと決めて,開始から何局かには,”599 1RO”と送りました.しかし,多くの人は”JRO”となんだか読み方が解りませんが,取ってくれました.これは想定内です.

で,しっかりモールスを取る人には,聞き返され,”1RO”を何度か繰り返し送信すると,納得いかないけど解ったみたいな感じで取ってもらいました.

ということで,これでは大半の人には取ってもらえないし,ちゃんと取ってくれる人には手間取らせるだけでいけないということで,通常は”599 ICHIRO”にして,SNSなどの知り合いの皆さんには,”599 1RO”としました.

なかなか固定観念の打破は難しいと感じました.

当然^^;

NYPのログ一部消失

JE1SGH 2015年1月2日(金)10:50〜12:00 JSTの分

昨日、今日(1月2日〜3日)と行われているニューイヤーパーティーには、なるべく多くの時間運用するようにしています。QSOしていただいた皆さん、ありがとうございます。

実は、1月2日の12時(JST)前に、ログソフトの不具合と、それに適切に対処できなかったために、1部のログが消失してしまいました。消失したのは上記のように2日10時50分〜12時00分JSTの間のQSOのデータです。

その時間帯に当局と交信された皆さんには、たいへん申し訳ありません。

その間のQSOについては、もしQSLカードを送っていただいた場合、運用周波数・モードなどの記憶と照らして、カードを発行いたします。