捨て残したカセットテープ

SNSで,カセットテープの話題が出て,捨て残しているカセットテープを思い出しました.もうかける機械はないのに20本だけ残っています.

カセットテープを買った最後の頃だったと思います.Type IV: Metal positionが一番多いですが,ブランドでは,Deon DX5 (Type III: Fe-Cr Position)が多いです.この他,Sony Duadもあって,ポジション別では,

  • Type I: Normal 1本
  • Type II: CrO2  1本
  • Type III: Fe-Cr 6本
  • Type IV: Metal 12本

です.これが,カセットを買っていた最後の頃の志向(嗜好?)のようです^^;

メタル全盛期であったわけです.Sonyのセラミックのケースのものは,珍品でしょうね.

Sony Metal-ES, Metal-S, Denon DX7, Maxell MX, Sony Metal Master (Type-IV Metal)
Sony Metal-ES, Metal-S, Denon DX7, Maxell MX, Sony Metal Master (Type-IV Metal)

Type III (Fe-Cr)は個人的なこだわりです.高域が素直で好きでした.

Sony Duad 46, Denon DX5 (ともにType III Fe-Cr)
Sony Duad 46, Denon DX5 (ともにType III Fe-Cr)

遠からず捨てます.

SONY ノイズキャンセル型イヤフォーンと辞書

SONY ノイズキャンセル型イヤフォーン

ちょうど10年前,東京勤務だった時に長い通勤時間対策として買いました.電車・バスの中で適度に外来雑音を打ち消してくれて,小さい音量で好きな音楽を聞いているとよく眠れました.

東京への勤務の他,国内外の出張にも持っていって,特に飛行機でうとうとするには持って来いでした.

この週末,久しぶりに取り出してみたら,単4電池が液漏れしていました.白い結晶を取り除いたら動きましたが,本体の塗装ははげたのか,変質したのか,見にくくなっていました.また,コードが全体的にべとべとして触ると気持ち悪いです.この材質は年月が経つとこうなりますね.

数年前から,新しいのに買い換えようと思っているのですが,なかなか良い代替品が見つかりません.

Sony ノイズキャンセル型イヤフォーン.塗装がはげて,コードがべとべとしてきた.
Sony ノイズキャンセル型イヤフォーン.塗装がはげて,コードがべとべとしてきた.

いずれにしても,このイヤフォンは近々捨てることになると思います.

辞書

廃棄した辞書(英和,国語,英英)
廃棄した辞書(英和,国語,英英)

もう長いこと,全く使っていないので捨てました(ビニールの表紙をはがして,古紙回収に出しました).

英英辞典は,高校に入った時に,英語の担当の先生が英語力を付けられると薦めたので買ってみましたが,あんまり役に立ちませんでした.英英で引いただけでは解らないので,英和も引くので,時間が余計にかかります.

最近は,パソコン内蔵のマルチ辞書でときどき英英辞書というか,英語の普通の辞書の検索結果も参考にすることがありますが^^; まあ,英英辞書単体が役に立つレベルの人はよほど英語力のある人と感じます.高校の時と変わらず,英和の結果を先に見ることが多いです.

この英和辞典は,たぶん就職してから買ったのだと思います.高校・大学の時は,高校の時の推薦辞書だった研究社のもの(写真の英英と同じシリーズ)を使っていました.「無断持ち出し禁止」のシールを貼ってあるということは,職場に置いていたのだと思います.昔は離席している時に勝手に借りて返さないような不届きな同僚というか先輩がけっこういたものです^^; そんなわりには,この辞書にはあまり思い出も執着もありません^^;

国語辞典も,就職してから買ったものと思います.なるべく字が大きいものと言うことでこれを選んだと思いますが,これもあまり思い出も執着もありません.

いつまで放置する海外パケ死

設定をし忘れた,あるいは設定の仕方をちょっと間違えたくらいのことで,何十万円も請求されるって,これ,歌舞伎町のボッタクリの店よりタチが悪くありませんか.

先日の内村航平選手の「案件」で,この問題が盛り上がるかと思ったらすぐ沈静化しました.通信大手3社がこれでもかってCM出してますから,大手メディアは「忖度した」ってやつでしょうか.

演技に影響はなかったようですが,いや,この件がなければ,個人の種目別でもメダルに手が届いたかも知れません.

日本は観光立国を目指しています.海外より多くの観光客に来てもらうには,日本在住者が海外に出かけることも推奨してしかるべきです.しかし,海外に出て一番頼りになるはずの通信事情がこれでは,日本の観光立国の本気度も疑わしく思われます.

最初に枯渇する天然資源

子供のころ,科学雑誌などには20年後に石油が枯渇するってことで,未来予想図なんかがでていました.プラモデルが木になる,とかそんな子供だましの話だったと思います.

その後,大規模な油田がたくさん見つかって,少なくとも私が生きている間に石油資源が枯渇することはなさそうです.

また,最近ではレアメタルの問題もありましたが,あれは,資源の量が問題というよりは,他国での環境破壊は知ったこっちゃないという態度で,とにかく安く買おうとするからいろいろ問題が発生するわけですね.

昨夜のNHK「所さん! 大変ですよ」では,砂利の枯渇についてやってました.

リニア中央新幹線の建設にも影響が出てくるんじゃないでしょうか.

シンガポール政府の態度も,なかなか興味深い^^; まあ,買う側にも道義的責任があるとはいえ,国内での砂利の違法採掘,そして密輸を取り締まれないインドネシア政府が一義的に悪いわけです.シンガポールとしては国も,国民ものどから手が出るほど欲しい砂利を,市場価格で買っているんですから,「適正に買っている」と言い張りたくなるのは解ります

案外,文明社会の崩壊って,こんなところ(砂利不足)から始まるのかも知れない,と感じました.

合法的に買っていると主張しているのですから,不正品と知って買いたたいているわけじゃないでしょう.

日本にベンチャーを本気で育てるつもりがあるとは思えない

昨夜のクローズアップ現代プラスで,日本の優秀なベンチャー企業をいくつか紹介していました.

しかし,なかなか日本のベンチャーは日本の経済を支えるまでにはなりません.数が足りません.

最大の原因は資金調達の際に,金融機関が経営者(起業家)に,債務の個人保証を求めるためです.

ベンチャーなんて10社のうち1つでもうまくいけば良いんです.ということは,日本では,10人の起業家のうち9人は遅かれ早かれ会社とともに破産するしかありません(あるいは一生債務を背負う).

また,だめならさっさとやめて新しい会社を興すというのが,アメリカでは可能で,これもアメリカのベンチャーが育つ背景の一つです.しかし,日本では,会社を整理すると,当然起業家の財産も整理(破産)することになり,それを避ける(先延ばしする)ために,延命措置をして,ゾンビベンチャー化することになります.結局は傷がますます深くなるだけなんですが.

こんなこと,解っていながら若い人に勧められませんよ.

以前にもこんなこと書いたなと思ったらありました^^;

だからアメリカに行く,という中村修二氏の言い分は正しいと思います.