バカにバカと言ってはいけない

よく,政治のことをいろいろ言う人の中で,野党の批判ばかりする人がいます.それも,得意げに^^;

野党にだめだって言うのは簡単なことで,実際だめじゃなかったら与党になっているんだから,野党はだめに決まってます.バカにおまえはバカだと言っているのと同じで,そんなことを続けても事態は一つも好転しません.

バカはバカなりに使い方はあるわけです^^;

経済評論家の内橋克人さんの評論は,いつも弱者・生活者の視点に立っていて,私は昔から評価しているのですが,前回の民主党政権の末期,もう政権を失うことが明らかになった頃,他の識者たちと一緒になって,民主党の批判に転じたことは残念に思っています.結局,強者のための政権が復活しました.

学生の頃から,日本人の選択肢に,現状が嫌なら野党に投票する,っていうのがないのをとても不思議に思っています.現在の与党に投票しておけば,急激に悪くはなりませんが,少しもよくはなりません.まあ,選挙民としての判断はせずに,与党に丸投げってことですね.

リスク取らなきゃ何にも変わりません.巨大与党のやりたい放題が続きます.

結局,与党が長期政権を握っている間に,少しずつ,やりたい方向に変えられて,結局は取り返しのつかないところまで行くんじゃないかと思います.

戦前は,軍や権力者たちが,民意を無視して,暴力的に軍事独裁国家に仕立てたのではなくて,民意があったわけです.その民意を醸成するマスコミ報道があったわけです.

昔好きだった,Exposéの歌に, “Point of No Return” というのがありました.もう,過ぎてしまっているのかも.

邦楽にも同じ題名の曲があるらしいですが,知りません^^;

携帯電話会社は相変わらず狡猾だな

docomoが”価格650円”で,格安スマホを売り出したとありますが,一年間は使い続けなければならないようですし,当然契約は2年しばりとかあるんでしょう.

本体だけ条件なしで650円で売れないならば,価格650円の格安スマホなんて主張はインチキだと思います.

結局は回収できない本体代は,通話・データ料金に上乗せされるか,長期契約者が支払う料金を回すわけです.

こういうインチキを放置すれば,不公平・不公正がいつまでも続きます.

ACEのかばん

またしても,「思い出の品」です.

通勤用のかばんは,いつ頃からか,Samsoniteのものを使っていました.国内外の出張にも持っていきました

非常に気に入っていましたが,どこがどう壊れたわけではありませんが,全体に古くなってしまい,何年か前に買い換えました.記憶は定かでありませんが,10年以上使ったと思います

買い換え前のSamsoniteのかばんは,当時提携していた日本のメーカー,ACEが製造していました.買い換える時には,SamsoniteとACEの提携は解消してしまったようで,Samsoniteから直に買うか,ACEや別の日本のメーカーのものを買うかの選択となりました.

Samsoniteの現品を展示しているところが近くにない,というのが問題でした.かばんについては実物を見ないで通販で買うのはリスクがあります.そこで,スーパーで見て,ACEのWorld Travelerというブランドのものを買いました.ACEは,Samsoniteとの提携時に,良いところをいろいろ吸収したものと期待していました.実際見た目もよく似ていました.

廃棄予定のAce World Traveler
廃棄予定のAce World Traveler

しかし,取っ手を覆っている人工皮革が買ってそう時が経たない頃からぼろぼろはがれ落ちて期待外れな感じを受けました.その後は大過ありませんでしたが,最近になって取っ手の取り付けか所の根本が1か所が裂けてしまいました.これは致命的なので,買い換えることにしました.こちらは10年持たなかったと思います

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今回買ったのは,TOPVALUのものです^^; 隣に陳列されていたWorld Travelerよりも2割くらい安くて,見た目の作りは大差ありません.たぶん,ACEか同レベルの会社に作らせているのだと思います.

新しいTopvaluのバッグ
新しいTopvaluのバッグ

さて,何年持ってくれますか.

思い出しました.1993年のアメリカ出張の時に,成田空港で買ったのです.
旅行などの写真にちらっと写っていることがあるので,アルバムの写真を精査したところ,2008年3月の無線クラブのイベントにはSamsoniteのかばんが写っていました.1993年から15年間使用したことになります.
アルバムの写真から,2008年6月のクアラルンプール出張が,デビューだったようで,8年ちょっとということになります.同じACEが作ったのに,残念でした.

カセットテープの検出穴

そうでした.カセットテープには検出穴というのがあるのでした.

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左から,Sony HF Pro (Type I, Normal),Maxell UD-II (Type II, CrO2),Denon DX5, Sony Duad (Type III, Fe-Cr),Maxell MX, Sony Metal Master (Type IV, Metal)です.

ちょっと見にくいですが,左から2番目のType II Maxell UD-IIは,録音防止穴の隣が,Type II検出用にへこんでいます.左から3番目のDenon DX5 (Type III)は,ここが,欠けているようにも見えますが,ふさがっています.

といっても解りにくいのでこの2本だけアングル変えて撮り直しました.

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手前がType IIのUD-II, 奥がType III DX5です.黒いプラスチックは解りにくいですね^^;

Type IIIは独自の検出穴がなくて,Type Iと同じです.

同じType IIIでも,Denox DX5は,Type IIと金型の設計を共通化か何かしているように見えます.また,Metal Masterは,セラミックのケースのため,録音防止の爪が,爪ではなく,プラスチック部品の向きを変えて差し込むようになっています.