スズメバチと遭遇(今季初)

植え込みの刈り込みをしていたら,黄色というよりオレンジがかった大きなスズメバチが植え込みの上部を円形に回っています.気がついたときは顔から数十センチのところにいたので手持ちのキンチョールを何度か吹きかけました.幸い攻撃はされませんでしたが,経験上キンチョールでスズメバチは死なないことを知っていたので,玄関まで引き返してハチ用の殺虫剤を持ってきました.しかしそのときには既にスズメバチの姿はありませんでした.

スズメバチが回転しながら飛んでいた下の方を見てみると,ひょうたん型のスズメバチの巣がありました.写真は手前の枝葉に焦点が合ってピンボケです.この撮影をした時点でまだスズメバチがいなくなった確信はなかったので及び腰で撮影したためです.

女王蜂が単独で営巣しているときの典型的なひょうたん型の巣です.しかし,ネット検索した画像と様子が違います.そう,下を向くべき入口が上を向いています.

まさかとは思いますが,巣を固定している枝を不用意に刈ってしまったのか.だとするとよく女王蜂に攻撃されないで済みました.以前アシナガバチの巣の周囲を不用意に刈ったときは,いきなり左手の親指の付け根を刺されました.スズメバチほど猛毒ではないそうですが,ヤブカに刺されたときの何倍も腫れました.

たぶんそうでなく,今日未明までの風雨でひっくり返ってしまったのでしょう.それでどうしようか考えあぐねて周囲を回っていたということでしょう.

もう大丈夫だろうと刈った枝で巣を突いたら下に落ちて壊れました.

この時期のスズメバチとのニアミスは結構早いと思います.今年の夏〜秋が心配です.