「関東は雪」の予報は当たるか

生まれてから何度か住所は変わってますが1年3か月間シドニーに住んだ以外はずっと関東地方というか関東平野に住んでいます。

関東平野の冬はご存知の通り北西側にある三国山脈に雪雲が完全にブロックされて、多少寒波が強くても強く乾燥した北風(実際には北西ないし西北西の風)が吹くだけで快晴が続きます。

関東平野で積雪が記録されるような雪が降るのは99%南岸低気圧によるものです。

非常に稀ですが、多分本当に何年か十何年かに1度ですが、猛烈な寒波が来襲したときに雪雲が三国山脈を越えて関東平野に流れ込むことがあります。非常に稀なので、記憶では今までこうしたパターンで雪が降ると言う予報が出てもまとまった雪が降った例はなく、逆にこのパターンで実際にまとまった雪が降った時、事前に予報が出ていないかったことが多かったと記憶しています

NHKの気象情報では(今回たまたま民放の予報は見てません)この非常にまれなパターンで雪が積もるかもしれないと予報しています。言ってみれば大ばくちに出ました。果たしてどういう結果になりますか。

当たり

当たりました.積雪はなかったですが当地では夕方に雪が降り,芝生や草地,車の屋根はうっすら白くなりました.ニュースによれば東京や他でも初雪が観測されたとのことでしたが関東平野で積雪が記録されたところはなかったので,当たりあたりでも大当たりではなく参加賞の1つ上と言ったところでしょうか.

Notes:
1. 記憶と気象データを照らして,「記憶にある例」は2001年3月8日と判明しました.身内に不幸があったので年は覚えていました.気象庁のデータで3月8日は水戸で8cm, つくばで12cmの積雪が記録されているものの,東京は積雪の記録0cmで降水量0.0mm, 館山では積雪も降水量も記録なしなので,南岸低気圧による雪でないことは明らかです.
記憶と気象データを照らして,「記憶にある例」は2001年3月8日と判明しました.身内に不幸があったので年は覚えていました.気象庁のデータで3月8日は水戸で8cm, つくばで12cmの積雪が記録されているものの,東京は積雪の記録0cmで降水量0.0mm, 館山では積雪も降水量も記録なしなので,南岸低気圧による雪でないことは明らかです.