当サーバーのハードウェアは,Raspberry Pi 4 Model Bに切り替わりました.
Category: Raspberry Pi
新しいハード来ました
Aliexpressに注文したRaspberry Pi 3 Model B+が届いたので,さっそく交換しました.やはり,Raspberry Pi 3 Model Bとはレスポンスが違います.

初号機と同じElement14製なので,また1年半くらいでだめになるかも知れません.
Raspberry Piハード交換時の修正・確認事項
Slackware ARMのサーバーのハードウェアを交換する際の,修正箇所です.
- ルーターのstatic IPの設定
- サーバーのnamed/pz内のファイルのIPv6ローカルリンクアドレス
- サーバーのudevの設定(内蔵ポートがeth0になるよう)
- Dynamic DNSのデータ更新
いずれも,内蔵ネットワークポートのMACアドレスが変更になることに関連してます.
この3番目に気がつかず(eth1になっていた),LAN内で接続できずに,困り果てていました^^;
Raspberry Pi 3 Model B+逝く
昨年の4月に,当サーバーのハードウェアを,Raspberry Pi 3 Model B (RPi3)から,Raspberry Pi Model B+ (RPi3+)に切り替えました.
今朝,rpi-updateをかけたら,新しいkernelがあったのですが,updateのファイルを受信したところで,スタックしてしまいました.
以前もこんなタイミングでハングして,ブート用のSDカードの内容が破損したことがあるので,同じようにブート用のSDカードを初期化し,バックアップから内容を書き込み,再起動してみたところ,いきなり電源容量不足のマークが出てブートしてくれません.
電源アダプターの故障や,つないでいるUSB3.0 HUBの故障の可能性もあるので,それぞれ取り替えてみましたが,電源容量不足の表示が出てブートしない状況のままです.
さらに原因を探るために,サーバーの再起動を遅らせるのも嫌なので,現役を引退したRPi3につなぎ替えて,再起動しました.
必要だったのは,ローカルなIPアドレスの変更(DHCPによる静的割り振り),それにともなうルーターの再起動です.これで良いかと思いましたが,外からサーバーにアクセスできません.ルーターの再起動で外向きのIPアドレスが変わり,ダイナミックDNS情報の更新が必要でした.
これでなんとか,RPi3により原状復帰しました.
このRPi3も故障する可能性がありますので,RPi3+の発注もしました.
Slackware ARM: ntpパッケージupdate時の注意
自分宛の注意事項です.
Raspberry Piは,バッテリーで駆動される時計を持っていませんから,起動時は1970年1月1日になってしまいます.
Slackware ARMは他のdistroと違って,起動スクリプトにこれをなんとかする仕組みがないので,ntpdが同期して最初に内蔵時計を更新するまで,1970年1月1日のままで,いろいろ不都合が起きます.
そこで,rc.ntpdのstart()内に,ntpdateを使ってとりあえずどこかの時間サーバーから時刻をもらってくるコマンドを書き加えています.
しかし,ntpのパッケージをupdateすると,オリジナルのntpdateコマンドの入ってないスクリプトに上書きされて,この機能が失われてしまいます.
ということで,リブートしたとき1970年1月1日になるようだったら,rc.ntpd-has-ntpdateとして保存しているスクリプトをrc.ntpdに上書きコピーすること(念のため当該スクリプトが更新されていないかも確認する).