IPv6でつながりますか?

今回のLANの構成変更などによって,当サーバー(WordPress)が外部からIPv6でつながるように設定しているつもりなんですが,自分では確認できません^^;

iPhoneのLTEプロバイダー経由でつないでみましたが,そのプロバイダーがIPv6対応してないので確認できませんでした.

もし,右側(スマホの場合は、記事のうんと下の方です。すみません^^; )のClient IP Detectorに,

You reach us in IPv6, your IP is:

と表示されたら,その旨コメント付けていただけないでしょうか^^; よろしくお願いします.

なお,ご自身が外部にIPv6でつながっているかどうかは,

などで,確認できます.

LAN内ではIPv6でしっかりつながっています.

LAN構成変更

ほんとうは,図解して説明すると面白いのですが,クラッカーに関心を持たれたりするとナニなので,字だけのつまらない記事といたしました^^;

さて,わが家がインターネットの接続を光(10Mbps)に切り替えたのは,2000年頃で,当時はルーターは自分で用意しなければなりませんでした.そこで,これまでISDNのダイアルアップルーターとして使ってきたLinuxマシン(当時は,PowerMacでLinuxPPCを動かしていました)をゲートウェー・ルーターとして機能させました.

それから,末娘の大学受験が終わるまで,子供たちのPCに,曜日や時間によって接続制限をかけるような工夫をしてきました.

最初は,ルーターは自分で用意しなければなりませんでしたが,2番目のプロバイダー(100Mbps)は,ルーターを送ってきました.要らないので送り返して,これまでと同じように,自前のゲートウェー・ルーターを運用しました.

3番目のプロバイダー(1Gbps)でもルーターを送り返そうとしましたが,プロバイダー提供のルーターを使わないとだめ,というので,仕方ないのでプロバイダーのルーターはほぼブリッジとして働かせ,自前のゲートウェー・ルーターだけを接続して,今まで通りの運用をし,現在の4番目のプロバイダー(2Gbps)でも同様にしています.

このブリッジ的運用では,ルーターが一段よけいに入るので^^; スループットの低下が心配でしたが,全然影響ありませんでした.

この間,AirMacを取り入れたりしていまして,非常に複雑なネット構成となっています.

しかし,末娘も大学に入り,もはやこの複雑な運用形態を維持する意味がなくなりました^^;

そこで,本日,プロバイダーのお仕着せルーターを本来のルーターとして使うようなLAN構成に変更しました.

いままで,iptablesとか駆使して結構面白いことをやってきたんですが,今後,スキルや経験値はがた落ちとなる見通しです^^;;

また,家庭内LAN内をIPv6化しようとLinuxルーターの設定などについて調べ始めたところなのですが,今回の構成変更により,労せずIPv6化が完了しました.

やっと光電話開通

So-netからは,11/9に開通,とメールが来ましたが,実際に切り替わったのは,10日の午後でした.

ISDNのほうは,アナログポートにつないだ電話機に話中音は出ますが,かけられません.意味がないので,TAの電源を切りました.わが家の18年におよぶISDNの歴史が閉じられました^^;

そして,金属導線による原始的な通信もこれでおしまいです.こっちは,自分が生まれて以来半世紀以上と言うことになります.

断然Skype, LINE(, Hangout)だな

というわけで,今までデータ専用にしていた,スマホに”普通”の電話番号を付けました.通話料金は,30秒で20円ということで,まあ,自分からかけることはないと思います.

Skype, LINE, Google Hangoutは,無料通話とはいえ,LTE/3Gで接続しているときにはパケット通信料がかかります.どのくらい消費する物かとざっと調べたら,SkypeとLINEの音声通話は3MB/minとのことです

今契約しているIIJ mioは,月額約1000円で3GBです.ということは,SkypeとLINEの音声通話は,1円/分という計算になります.しかも,3GBまでは,いわゆる”無料通話分”となります.

とはいえ,月額700円よけいに払って”普通”の電話番号を付けたことで,

  1. どんな電話機からの通話も着信できる
  2. 110, 119などにかけられる

というメリットがあります.まあ,社会人としてのたしなみ程度のことですね^^;

相手が”普通”の電話でも,発信はSkypeからすることにします.パケットは無料通話分で済み,Skypeの通話料金も,相手が携帯電話だと30秒当たり€0.082(≃11JPY)と,あんまし安くないですが,固定電話宛てだと,€0.017(≃2.2JPY)と格安です(もっとも,固定から固定ならもっと安いでしょう^^; ).

Hangoutに関しては,通話時のパケット量のデータを見つけることはできませんでしたが,SkypeやLINEと比較して極端に多いことはないでしょう.
ミニマムプランのデータ通信のみの場合.

ISDNよさようなら

わが家がISDNを引いたのは、シドニーから帰国した1997年の秋でした。以来18年間、使ってきたわけですが、2002年頃に光ファイバー(10Mbps)を引いたので、デジタル回線として活躍したのは5年ほどで、以降は事実上アナログ専用となりました。

それでも、あえてISDNのままにしていたのは、

  1. 通信の秘匿性
  2. 2番号(FAX専用番号)
  3. syslog
  4. 迷惑電話拒否

の4つの積極的な理由がありました。ISDNは暗号化したデジタル回線なので、電話線に盗聴装置を付けても通話内容を盗聴することはできません。一時期「町中盗聴器だらけ」っていうような番組をよくやっていて、それなりの危機感はありました。もっとも、室内の音を拾うような盗聴をされてしまったら、どうしようもありませんが。

また、一時期はFAXをかなり頻繁に使っていました。オプションで2番号にして(iナンバー)、片方をFAX専用にして便利に使っていました。それも、mgetty+sendfaxについていたスクリプトを改良して、FAXを着信すると、

  1. Fax modemがmgettyによってG3を受信する
  2. G3をpbmという形式に変換する
  3. pbmをpngに変換する
  4. pngをpdfに変換する
  5. pdfをmime化する
  6. sendmailで妻と私のメールアドレスに送る

という、アクロバティックなオン・ザ・フライ変換をして自動的にメールとして受け取っていました。

最近になって、どうもFAXの発着信がうまくいかなくなりました。調べてみると、FAX用に使用していたISDN-TAの寿命が来たようで、アナログポートががさがさノイズを出します。

3番目のメリットですが、ISDN-TA(MN128SL11)が、syslogに対応していたことです。リモートのサーバーにログをはき出せますので、そこから電話番号等の情報を取り出して表示するというというスクリプトを作って、家庭内からも外からも電話の発着履歴が確認できるようにしていました。

20151105mn128

そして、迷惑電話対策ですが、着信拒否として登録した番号に対しては、「話中」を返すので、違和感なく着信の拒否ができました。アナログ専用となり、FAXもほとんど使わなくなってからは、この機能が一番ありがたかったです。

NTTの言うところのINS64.