PIC>SDCC+MPLab X

SDCC + MPLab X (Mac OS X)

環境

MacOS Xでは，２台試してなんとか２台とも成功しました．関係のバージョンは，下記の通りです．

• Mac Pro Late 2013 / Mac mini Late 2012
• Mac OS X 10.9.4
• MPLab X V.2.15
• Boost lib 1.55
• gputils 1.3.0
• sdcc 3.4.0
• Java JDK 8u11

MPLab X

Mac OS XでもMPLab X自体のインストールは難しいことはないと思います．デフォルトのインストールパスは，/Applications/microchip/mplabxとなります．

Boost lib

/opt/libにインストールしました．

./bootstrap.sh --prefix=/opt
./b2 -j8
sudo ./b2 install

gputils

インストールパスは/optで突き進みます．

./configure --prefix=/opt --localstatedir=/opt/var \
--sysconfdir=/opt/etc --mandir=/opt/share/man \
--infodir=/opt/share/info --enable-shared  \
--with-mplabx-path=/Applications/microchip/mplabx

あとは

make -j8
sudo make install

です．

SDCC

Mac OS XでもSDCCのbuildをいろいろ試みましたが，結局あきらめて，build済みのbinaryを使うことにしました．インストールパスは，お仕着せの/usr/localでなくて，ここも/optで行きます．

1. バイナリー適当な場所に展開
2. 展開したディレクトリー内に行き，”sudo cp -rvp {bin,share} /opt”を実行
3. /etc/pathsに，/opt/binを追加した

 Tool chain

Linuxと同様に，

1. ToolsメニューのPlugins
2. Available pluginsのタブを押すと，SDCC Toolchainがあるので，チェックを入れて，”Install”．
3. ダイアログボックスを閉じて，メニューのToolsから，Options
4. Embeddedを選んで，Build toolsのタブを押す．
5. Scan for Build toolsのボタンを押して，SDCC Toolchainが表示されたらめでたしめでたし．

SDCC Toolchainが表示されない場合

上記をやってもSDCC Toolchainが表示されない場合は，5で，”Add…”ボタンを押し，Base Directory: に“/opt/bin”を入力します．そうすれば，Type: が自動的に“SDCC Toolchain”と表示されますので，”OK”を押してめでたしめでたし．

[2014年8月8日（金）]