内容
使用しているアンテナ
パーフェクトクワッドのキットで,1999〜2001年までは,14〜28MHzの5バンド・2エレ,2001年から現在まで,5バンド・4エレです.
以下は,5バンド・4エレを使用しての,2013-06-21現在の筆者の個人的観想です.
メリット
- すべてのバンドで概ね4エレクワッドとしての性能が出ている
- HFとしては十分な切れのビームパターン(切れすぎない)
- 十分なゲイン(たぶん4エレ八木並)
- 14, 21, 28MHzのエレメントが同時に活きているので,マルチバンド同時ワッチがしやすい
他に検証のしようがない感じ
- ノイズが少ない
デメリット
- 縦方向の空間を占有するので,一つのマストに他のアンテナを上げにくい
- 特にHF〜6mのビームを一緒に上げるのは無理
- パイプの八木アンテナと違って,一時的に解体して保存するのが難しい
- 1kWの検査のために,一時的にロータリーダイポールを上げる,などの方策がとりにくい
- 給電部が不平衡のため,コモンモードの問題がある(現状ではインターフェアはありません)
- 調整はVSWRのみだが,なかなかたいへん
トラブルとしては,
- マッチングセクションを支えるパイプの疲労破断2回
総合評価
2013-06-21現在としては,満足していて,当分使うつもりです.