今使っているIMAPサーバー(IMAP daemon)は,UW IMAPという,それなりに有名なものです.Slackwareに普通に付いてきます.これのIPv6対応がなかなかうまくいきません.同サイトにある,このページを参考にあれこれやってみましたが,解決せずです.
inetdは,Slackwareに付属するinetdをSlackware-currentのソースからbuildしたものにupgradeして使っています.このページにもだめと書いてありますが,inetd.confに2行で,tcp(4), tcp6を記述してもだめです.1行で,tcp46としてもだめです.
inetdがタコなのかも知れないので,rsyncで試しました.rsyncでは,やはり記述は1行にして,
rsync stream tcp6 nowait root /usr/bin/rsync rsyncd --daemon
とすると,IPv4, IPv6どちらの接続も受け付けます.tcpのままだと,IPv4オンリーです.ということで,inetdは完璧ということが解りました.
imapdもSlackware-currentのソースからbuildしたものと差し替えましたが,tcpでも,tcp4でも,tcp6でもtcp46でもNGです.
現在の心証としては,UW IMAPサーバーはIPv6対応していないのではないかということで,これは大変困った問題です.
追記
Wikipediaでは,UW IMAPのIPv6サポートは”?”となってます.誰もIPv6で使おうとしていないのか^^;
というか,そもそもたいした仕事をしてない^^;