亡者の国

わりと最近,「経済人」という言葉を知りました.森羅万象をカネを基準に考える銭の亡者のことです.普通に暮らしていればそういう人たちの存在を知ることは容易です😓

ある程度効果があるワクチンが開発されれば,その副作用が効果の何百分の1だったら,経済人的視点からは,国民に接種を推奨すれば良いです.ワクチン接種の費用に対し,削減できる医療費がはるかに大きいです.重篤な副作用が出た場合,明らかに接種が契機になったとしても科学的に因果関係が証明できていなければ,「科学的に因果関係がない」と突っぱねればいいわけです(たいていは「科学」が遅れているんだと思います).

ってずいぶん極端な話のようですが,先ほどニュースで見た子宮頸がんワクチンの話そのものです.

必要なのは接種前の情報提供なんかではありません.どんなに情報を提供されたって,打ってみなけりゃ副作用が出るかどうか解らないんですから.接種後の副作用について,科学的に因果関係が証明されていなくても,接種が契機で発症したことが明白ならば,治療と生活支援を十分にしていくことを保証することが必要です.

自分の払っている税金に関わることですし,国の財政の健全さは所有している有価証券に影響しますし😓
科学的に因果関係がないことが証明できない限り.