Updateの問題ようやく解決

WordPressのupdateをWeb UIからできない問題が,ようやく解決しました.

結論から言うと,PHPのbuildの際に,明示的に–with-curlを付けないと,PHP-cURLが機能しないのです.Slackware的には,こんな感じです.

CFLAGS="-O2" ./configure                                      \
--prefix=/usr --localstatedir=/var --sysconfdir=/etc          \
--mandir=/usr/man --infodir=/usr/info --enable-shared         \
--with-config-file-scan-dir=/etc/php  \
--with-config-file-path=/etc/httpd \
--with-apxs2=/usr/sbin/apxs                                   \
--enable-mbstring --with-gettext   --with-mysql  \
--with-mysqli       \
--with-mcrypt --with-ldap                               \
--enable-calendar                                       \
--with-zlib --with-gd   --with-jpeg-dir=/usr/lib              \
--with-curl  \
--with-png-dir=/usr/lib --build=i486-slackware-linux

最初の頃は,–with-curlなしでも,WordPressは動いていたんですけど,いつの間にかPHPの仕様に変更があったようです.PHP5からって書いてあるサイトもありますが,私のところではずっと前からPHP5ですので,PHP5の途中,たぶん5.6の途中から,だと思います.

Updateできない

その後も,plugin, themeのupdateができない状態が続いています.

ネット検索などでときどき調べていますが,原因が分からず,解決できていません.

やむなく,手動でダウンロードして,展開するようにしています.

WordPress 4.3.1に

しかし^^;

WordPressは,本体や関連プラグインをupdateするのは実に簡単で,”update”ボタンを押して,その後いくつか”OK”とか”update”のボタンを押せば完了します.

どうしたわけか,4.3から4.3.1にはそれができません.これはknow problemのようです.4.3にして”update”が効かなかったら次に進むには手動updateしか道はありません.

WordPressは,なかなか面白い仕組みになっていて,基本的にwebのルートディレクトリー以下には,システムしか入っていません.書き込まれたデータなどはすべてMySQLに書き込まれます.もちろんいくつかのサイト依存情報を書き込むファイルはありますが.

ですから,久々というか,初めての手動updateですが,クリーンインストールと同じにすれば良いんだ,と思ってやったら,なかなか起動してくれない.

ずいぶん時間がかかってしまいましたが,そりゃそうで,webのルートディレクトリー以下にはシステムしか入っていない,というのがそもそも大いなる勘違いで,後からインストールしたプラグインは全部サブディレクトリーにしまい込まれています.

ということで,正解は,現在のシステムに重ねて新しいシステムを展開する,ということでした.あんまり気持ちよくはないですね.

はたして,4.3.1では”update”ボタンが効くのかな.

私んとこはMariaDBですが^^;

Appearanceを変えてみました

当サイトのappearance(スキン)を変えてみました.

WordPress用にはそれこそ無数のappearanceが用意されていますが、なかなかこれというものがありません。自分としては、スマホ対応で、かつ、PCで見てもスマートなものが希望なんですが。

WordPressの難点

便利に使っているWordpressにも,難点はあります.特に気になっているのは一つだけかなぁ.

何かというとportabilityのなさです.インストールしたあと,サイト名やpathを変更すると,もはやまともに動いてくれません.とても頑固一徹です^^;

どこか一か所にインストールして,自分的に多少のカスタマイズしたものを他のマシンやサブディレクトリーにコピーして増殖させるという,よくやる手法が使えません.

たいていは目的の場所に新規インストールしたほうが早いです.