RasPi Kernel 5.4.xに

Raspberry PiのKernelが,Kernel V4の最後のlongterm 4.19.xから,V5最初のlognterm 5.4.xになりました.弊serverも上げてみました.

Majorなバージョンが上がったといっても,longtermとして次の系列なだけなんですが^^;

Raspberry Pi用のKernelは,次の系列がリリースされると,前の系列をサポートしてくれなくなるので,やむを得ません.

いまのところ特段の問題や,気がついた点などはありません.

RasPi4では電波出してません

当サーバーは,中国のオンラインショップから購入した,Raspberry Pi 4 Model Bで動いています.この個体は日本の技術適合基準証明(技適)を取得していません(2019/11/17現在でも,Raspberry Pi 4 Model Bは技適を取得していないと思います)

しかし,当サーバーではWifiもBluetoothも使用していないので全く問題ありません.

そもそも,Slackware ARMは,Raspberry Pi (少なくとも,3, 3+, 4)のオンボードのWifiもBluetoothもサポートしていないので,使いたくても使えないのが現状です.

2019/11/17の時点で技適を取得済のようです.

RasPi 4へのupgrade手順

Raspberry Pi 3 Model B+(以下RPi3+)で動いていたSlackware ARM 14.2を,Raspberry Pi 4 Model B(以下RPi4)へ移転する手順のメモです.

→ 免責等について

まずは,RPi3+で使用していたSDカードをRPi4へ挿し,USB3ハブとそれにつながるルートディスク,バックアップディスクマウスとキーボードもそのまま移し,LANポートにUTPケーブルを挿し,ディスプレー(microHDMI)と電源をつないで起動を試みましたが,起動しません.

ざっと調べるとRPi3(+)用のKernelではNGなようです.

そこで,Slackware ARM on a Raspberry Pi (SARPi)プロジェクトから,RPi4用のKernel, Kernel modules, Boot firwareをダウンロードします.

これらを展開して,/bootの中身をブート用のSDヘ,モジュールを/lib/modulesへコピーすれば良いだけの話です^^;

モジュールはKernelのサフィックスが違うので,上書きされることはないですが,SDの上書きを活きたシステムでするのは,2度とブートできなくなる可能性があって危険です

そこで,いったんシステムを止め,SDカードをWindows機で複製した上で,/bootの中身を上書きしました.

結果これで動きました(さらに若干のおまじないは必要てすが).

USBドライブ(SSD)との接続は,これまでのUSB2からUSB3になりましたが,いまのところ体感速度的には大きな差は感じられません.

KVM経由.
これも,たぶん大丈夫ですが,念を入れた方が安全でしょう.

新しいハード来ました

Aliexpressに注文したRaspberry Pi 3 Model B+が届いたので,さっそく交換しました.やはり,Raspberry Pi 3 Model Bとはレスポンスが違います.

初号機と同じElement14製なので,また1年半くらいでだめになるかも知れません.