惡の華 第8回 ちょっとがっかり

今日1の未明に放送された,悪の華第8回を録画して見ました.今回はちょっとがっかりな印象でした.

がっかりな一つ目は,祭りの矢倉の上で仲村佐和と春日髙夫が灯油を全身にかぶってライターに火をつけてなんともなかったところです.夏に布に灯油を湿らせて木製の床にも灯油がまかれた状態でライターを点けたわけです.それで父親と警察官に取り押さえられてその過程で火が出なかったというのは無理がありすぎます.

また,佐和に髙夫は矢倉から突き落とされましたが,これも無傷と言うのは無理があります.もうちょっと現実的な脚本・演出にして欲しかったと思います.

このシーンの後,それから3年後の高校編に入りました.髙夫がチンピラに絡まれるシーンがありましたけど,あれは不愉快千万です.昭和なら本人が自棄になってチンピラにけんかを売るようなことをしてボコボコにされるというのがドラマやマンガの定番ではありますが,金を取られ顔面を殴られ腹を蹴られていますから強盗傷害2という凶悪犯罪ですし,病院にも必ず行って脳波や頭部・腹部のCTなどの検査が必要です.

それを自分で飲み込んでしまうとは.AIに聞いたら昭和時代チンピラや不良同士のいざこざで警察を呼ばないという不文律があったらしいですが,何とも時代錯誤なうえ,チンピラ同士ではなくチンピラと高校生ですから,なおさら不自然極まりないです.

仮に原作がそうであったとしても.髙夫の心のドロドロした気持ちを描写する方法は他にあったはずです.

ということで今回はちょっと残念でした.話の時間経過と場所の変化とそして今でも春日が仲村を追い求めていると言うただ説明的な1回だったと思います.これまでの7回を高評価していただけに余計に残念です.

唯一の救いは,常磐文役の中西アルノが,仲村佐和役のあのに顔立ちが似ている点です3.春日は常磐文に仲村佐和の面影を感じる設定なので,これはよいと思います.映画版では玉城ティナと飯豊まりえが演じたそうで,全くタイプが違うけれど精神的な部分に共通点があるという設定にしたそうですが,それよりもずっと解りやすいです.

  1. 2026年5月29日(金). ↩︎
  2. 少なくとも強盗致傷. ↩︎
  3. ただし身長差はかなりあって,あの166cm,中西157cmだそうです. ↩︎

10回切って倒れない木はない〜第7回〜

昨夜の表記の番組,録画して今朝見ました.

第6回では,ミンソク(志尊淳)は桃子(仁村紗和)に別れを告げられ,診療所の経営危機と院長(でんでん)の健康問題が表面化し,ミンソクのホテルが切り捨てられそうになっているなど1度で解決できそうもない状態になったので,(おそらく)視聴者のストレスを引きずらない方針の脚本も1回で逆転とは行かなかったです.

しかし,全て好転の兆しがあります.ミンソクは支配人の理解も得てホテルの再建案を本社に提出し,診療所の再建のための補助金の申請書の準備をして桃子に残します.

また,長濱ねる演じる映里が院長の話を聞いて本来の自分を取り戻したところがまた良かったです. “悪女” は強がっていただけのようですが,逆にそれだけミンソクを本当に愛していたと思うと切なくなります.

ミンソクと桃子の熱い抱擁を早く見たいです.