美女は残酷

その後も日記の文字起こしを続けています.

具体的には大学入学から大学ノートに書き始めて結婚した頃まで書き続けた日記は既にScan Snapで電子化(PDF化)して本体は処分済みです.

そのPDF化した日記はScan SnapのソフトウエアによりOCRがかかっています.それをPDFのビューワー,macOSではPreviewでテキストを選択して,テキストが編集できるソフトにペーストし,誤りを直していきます.

ただ,このOCRには癖があって,1文字ごとに半角スペースが入っているのです.これを最初はTextEditで削除し,誤字脱字などを修正してから,仕上げのためのGoogle Docsにペーストしていきます.だいたい手書きでも9割がたが認識されて舞います.

以下に例を示します.まあ,本当に恥ずかしいほど下手な字ですが,これは1979年8月2日の日記の一部です.

このPDFのこの部分をコピーして、TextEditにペーストし,半角スペースを除去したのが,次の通りです.

そうそう。清水公園駅うらの湿地帯で気がついたけど、下界の
温熱さは日ざしの強さによるものではなくて、人いきれ、草いきれ、照
り返しによるものなんだよね。だから多少日に肌きさらしていても
山のようにやけはしないけど・ちょっとうごいただけで汗がダラダク

二行目の最初の消した「温」がそのまま認識されているのと,3行目の「肌を」が「肌き」になっていますが,その他句読点などが入れ替わったり抜けたりしている程度です.恐るべき精度だと思います.また,手書きの筆記体の英語もかなりの精度でOCRできますが,お見せできるような良い例がありません😓

さて,その作業で,見つけた1978年5月の日記には,美女の残酷さについて書いてありました.大学の2年生になった頃です.

考えてみれば当たり前なのですが,美女はいろいろな形・程度があると思いますが多くの男性から求愛されます.そのため冷淡にそれを拒否するか,鈍感すぎて気がつかないかのどちらか,あるいは両方を身につけているはずです.

しかし,純情な男は,美女は繊細な心を持っていると考えて行動するから,受けいれられるどころか視野にも入らない.一方図々しい男はそうした美女の特性を知っているからずかずかと踏み込んでいき,それが美女の鈍感さにはちょうど良い,といった話です.

何かとても悲しい話ですが,これはその後の出会いと失恋を暗示しているように読めます.

日記には今ではすっかり忘れてしまった人々も登場し,とても懐かしく思います.そのうちの何人かには会いたいと思います.女性もいれば男性もいます.まあ無理でしょうね.

なんか,自分は誰かに会いたいと思ってもらえるのかなと,これまた淋しく思います.