NHK 未解決事件大型シリーズ第5弾「ロッキード事件」

再現ドラマは良かったです.

日曜日のレポートのほうは,消化不良ですね.さんざん見せられた予告編で,アメリカ政府の圧力で軍用機であるP3Cに関する疑惑はもみ消されて,田中角栄の民間機であるトライスターの収賄だけで幕引きにされたんだろうということは想像が付きました.本編では,それ以上のことや,決定的な証拠・証言は出てきませんでした.民放の引っ張って引っ張って予告編以上のものが出てこない手法と全く同じです.

強いて言えば,アメリカの元高官の「日本の金で,アメリカの軍備(防衛力)を整備する」って言葉が印象的でした.

日本がアメリカから兵器を買えば,商売として儲かるし,アメリカが同じ兵器を日本周辺に配備する必要もない.二重に得しているわけです.

今でも日本はアメリカから,アメリカの言い値で,バカ高い兵器を購入しています.しかも,代金は先払いで,品物が納入されない事もあるそうです1この件,その後の報道がないですね.

また,戦前からの政治と裏社会のつながりは,少なくともこの事件の頃までは,しっかり続いていたんですね.今はどうなんでしょう.何かあればすぐに情報が拡散する世の中ですが,ジャーナリズムが弱体化しているのが懸念材料です.

「金のために動くのは真の愛国ではない」,というような言葉を残した大物右翼のやっていたことは,再現ドラマとレポートを見る限り,自分や仲間内のための金集めにしか見えませんでした.その人物をよく知る人の語った言葉が,「事を起こすためには金が要る」です.見え透いた自己弁護まで用意して金集めをしていた(いる)のを見て,呆れましたが,戦前のような空気になれば,そんな屁理屈がまかり通ってしまうわけです..

大橋巨泉

物心ついた時からテレビを見てますから,大橋巨泉の番組は多数見ました.が,しかし,彼に対する特別な思いは持っていませんでした.

セミリタイアの薦めとか言った時は,そんなもん金持ちにしかできないじゃないかと反発を覚えたことはよく覚えてます.

最後の病床にある時,国民に向けた遺言で,改憲勢力に投票しないように訴えていました.テレビというメディアとともに成長した人だから,自由の大切さをよく解っていたんですね.

しかし,彼の思いも虚しく,改憲勢力が2/3を越えてしまいました.

同じようにテレビと関わりの深いジャーナリストや,テレビを糧として生きているテレビ業界の人たちは,参院選の時も,彼の訃報でもこの遺言を完全に無視して,感傷的な追悼レポートを放送しただけです.巨泉氏は歯がゆい思いをしているでしょう.

これから何度か改憲が行われていくでしょう.その「民主的な手続き」の元,首相・国会議員の権限は広げられ,一般国民の自由は制限されていくでしょう.

今日,大統領による強権政治が行われているトルコが日本の将来の姿だと思います.

そうなって,普通の国民以上に困るのはジャーナリストやメディア関連の人たちだと思うんですけどね.そういう人たちの,自由を侵害するものへの嗅覚があまりにもなさ過ぎることに,一番の危機感を覚えます.

滝沢カレン

踊る!さんま御殿!!ってけっこう見ちゃうんですよね.さんまの話というか仕切りはたいしたものだといつも感心しています.番組全体としては,まあ,あんまり上品なもんではありませんが,あの時間帯に他に見たい番組もないし.もうひとつ,女性アナウンサーの棒読み的なナレーションも良いです^^;

なんといっても,おもしろいのは,キャラクターの発掘です.あれはさんまの能力なのか,番組全体が機能しているからなのかは不明ですが.

有名タレント,売り出し中タレントのちょっとおもしろい話は「つま」というか,つなぎみたいなもんです.

今一番,旬なのは^^; 昨夜出演した滝沢カレンです.たぶん,もう3度目くらいの出演になると思います.父親がウクライナ人ということで,美人です.ちょっときつい印象があるので好き嫌いは分かれるかも知れませんが,身長も170cmあり,モデルとしては最高だと思います1ただし,ウクライナの美女は30歳を過ぎると容姿が急に衰えてしまうということなので,またそれも楽しみではありますが^^; 彼女は現在24歳だということです.

生まれも育ちも日本だというのですが,その日本語がめちゃくちゃで^^; 何を言いたいのかさっぱり解らないです.昨夜のキーフレーズ^^; は何度もさんまが聞き返したので,あちこちのサイトにも書いてあると思いますが,「普段はぼわぼわしているけど,字がうまい男性」(が好み),と言っていました.「ぼわぼわ」は「ぼわぼわ」としか表現できないとも言っていました^^;;

今,星野真里がけっこう好きなんですが,彼女の性格を引き出したさんまの別の番組を見なければ,ファンにならなかったと思います.

10日ぽっちが大型の悲しい国

マスコミが,「大型だ」,「ゴールデンだ」と騒いで,すっかり国民もその気になってます.

アメリカやイギリスの労働環境はずいぶん悪くなってきていると聞きますが,それでもわずか10連休を大型連休だといって労働者がこぞって喜ぶことを,経営陣・資本家が喜んでいる先進国は他にないでしょう.

美しき三つの嘘

標記の正月の特別ドラマ,今頃になって見ました.永作博美,土屋太鳳,鈴木京香がそれぞれ主演の三本の短編ドラマのオムニバスです.

あちこちのサイトに書かれているように,難解です.三話ともです^^; ビデオをときどき止めて,少し戻して見直しながら見ましたが,それでもよく解らないところがあります.

また,原作とドラマとはかなり違う部分もあるようで,原作を読んでいて,ドラマをさらっと1回見た人が勘違いしたあらすじをBLOG, Webに書いているケースも見受けられます(特に第3話).

石の階段の上や,屋上でもみ合って相手を落として殺してしまった,弾みで押し倒したら角に頭をぶつけて相手が死んでしまった,動機は復讐か脅迫されて殺したっていうステレオタイプな2時間ドラマを見飽きているので,その点では新鮮でした.