rsyncでのqcow2のコピー

rsyncでqcow2型式のKVMの仮想ディスクをコピーする時,普通に使う,

rsync  -artlvd  こっち  あっち

では,sparseイメージのままコピーしてくれないことを経験的に知っていました.まあ,ディスクのイメージをコピーするなんてことは日常的に行うのではありませんから,

cp -rdvpu  こっち あっち

でやってきました.

そうはいっても,rsyncを使いたいときもあります.そこで,ネット検索をすると,–sparse (-S)–inplaceオプションを使うが,両方同時には指定できないとほとんどのサイトに書いてあります.

しかし,最新版のrsync 3.1.3では,この制限がなくなりました

rsync -artlvdS --inplace  こっち  あっち

で行けます.

ネット検索しても,古い情報(今となってはフェイクニュースと同じ)の方が大半だってところにネット検索(というかGoogle検索)の限界というか弊害を感じます.

初出時からしばらく,バージョン番号が間違っていましたので,訂正いたしました^^;
2020/11/21現在の最新版は,3.2.3です.

phpMyAdmin 4.8が動かなくて困ってます

phpMyAdminは,今日ではどちらのご家庭にとっても,なくてはならないツールとなりましたね.

現在4.7.9で動かしているphpMyAdminに,とあるデータベースのメンテのためにログインしたら,4.8が出ているからアップグレードを検討しましょう的なメッセージが出ました.

phpMyAdminは,アップグレードする度に,何かが足らないって怒られるので,多少は覚悟して

git pull

したところ,なんと,何にも表示が出なくなりました.ページのソース(html)を見ても,何にもありません.

ネット検索しても今のところ有用な情報は見つかりません.

とりあえずは,4.7.9に戻して動かしていますが,さてどうしたもんでしょう.

CPANモジュールのインストールにものすごく時間がかかる

Raspberry Pi 3をサーバーにした弊害がもう一つありました.Perlのライブラリー集,CPANのモジュールをインストールするのにものすごく時間がかかるようになりました.

もともとCore i7など高速なCPUでもテストに時間がかかりましたが,ARMではそれに輪をかけて遅くなりました.

この季節,氏名のリストに年賀状を出す出さないのマークを付したCSVを読み込ませて,出す相手の住所をOpenLDAPから引き出すという自作のPerlスクリプトを年に一度だけ走らせます.そのスクリプトで使っているいくつかのCPANのモジュールをインストールしなければなりませんが,少なからぬモジュールのテストにやたら時間がかかります.

年賀状の宛名印刷には十分余裕を持ってのぞまないと,たいへんなことになります^^; あんまりどうしようもなかったら,引退したCore i7のWS (元サーバー)を使うことにします.

New server has been running for two months

新サーバーに切り替えてまる2か月が経過しました.これまでのところ大きな問題は生じていません.

小さな問題としては,いずれもCPUのパワー不足から来ますが,

  • WordPressに画像ファイルをuploadするのに時間がかかる
  • WordPressのレスポンスが全体的に遅い

ということがあります.まあ,しかし,個人で運用するサーバーは,なまじレスポンスがよすぎると,クラックされやすくなるから,これはこれで良いんじゃないかと思います.

また,レスポンスの悪いことで,緊急情報というか消息情報などを流すべきかんじんなときに,アクセスの集中や簡単なDDoS攻撃で反応不能になる可能性もありますが,昨夜TBS「教えてもらう前と後」でやっていた通り,緊急時にWebサーバはどっちみち役に立ちませんから,SNSの方を参照してください.たぶん,Google+, Twitter, FaceBook, Instagramの順で投稿するつもりでいます.

なお,電力消費に関しては,冷蔵庫の買い換えもしてしまったので,もはやサーバーだけの効果は解りようがなくなってしまいました.直近の検針では前年同期比8%ダウンということで,悪くはないです.

2017年11月21日(火)
違う番組かもしれない^^;
アクセスの集中のため.