ManjaroのVLCもRTSP NGか

色々事情がありまして,しばらくRTSPを視聴せずに来ましたが,また必要にかられて再開しました.

macOSでVLCの本家からdownloadしたVLC media playerは,従来どおり難なく視聴できます.たぶんWindowsでも本家からdownloadすれば使えると思います.

ところが,Manjaro (AMD64版)では視聴できなくなっていました.Debian同様ソースコードにライセンス上の問題があるとかそういう関係でRTSPの機能を除外してしまったのでしょうか

ManjaroでRTSPが視聴可能というのは,Raspberry Piでも視聴可能にできるという大きな意義があったのですが,それができないとなると,Raspberry Piでの監視カメラシステム構築に大きな支障となってしまいます.

さてどうするか

ManjaroのVLCでRTSPの再生ができないことを他のいくつかの環境からテストしてみます.それで確定となれば新しいdistroを探さなければなりません.

Slackwareではsbopkgでbuildできることが解っています.しかし,slackbuilds.orgに登録されているスクリプトは,すべてのアーキテクチャでエラー無くbuildできるとは限りません.特に最終ゴールはRaspberry Pi 3なので,AMD64やx86環境はOKでもaarch64環境でbuildができる可能性は低いと考えています.

それと,依存ファイルの多さです.35もあります.オプショナルなモジュールならば無くてもVLCのbuildスクリプトがその機能を除外して先に進んでくれるようですが,必須のライブラリーがbuildできないとそこでアウトです.一番成功の可能性が高いAMD64でのbuildも躊躇してしまいます.

筆者にはその辺の事情は関係ないので調べません😅
日本の政府やメディアは「防犯カメラ」と呼ばせたいようですが.

MOVをMP4に変換する方法の嘘情報

ThreadsのWeb browser UIからiPhoneで撮ったLive写真の動画を投稿するのに四苦八苦しました.MOVを受け付けてくれません.MP4に変換するしかなさそうなので,

macOS MOV MP4

で検索すると,「macOS標準のQuickTime PlayerでMOVファイルを開いて,ファイル名をクリックして拡張子をmp4にすることで変換できます.」と書いてある日本語のサイトが多数あります.

しかし,試してもだめですし,「書き出し」や「複製」をして保存時にファイル名の拡張子をmp4にしてもだめです.macOS Ventura現在です.

どうも,AppleがPreviewerからPSからPDFへの変換機能を削除したのと同様に,機能を削除してしまったようです.

試していませんが,このサイトの情報によると,MP4からMOVへの変換はできるようです.

仕方ないので,iMovieで新しいプロジェクトを作成して,MP4に書き出しました.

https://www.threads.net/@je1sgh/post/CxAfJwDS3IK

和名 “プレビュー”

MacBookもそれなりに使えたり使えなかったり

わが人生で結果として最悪のパソコン選びとなってしまった,Intel Macの最後のMacbookですが,最近諸々の事情があって夏の間はメインWSとなっています.

もう廃棄寸前の17インチ1280×1024の液晶モニターを繋いでみたところ,案外使えます.

ただ,最近復活した箱庭遊び(仮想マシン遊び)では,CPUが自然空冷のCore i7-7Y75 Kaby Lakeという非力な2-core 4-threadのためちょっと頑張るとすぐにクロックが下がりかなりストレスになります.

Macbook Retina 12-inch 2017, Core i7+16GB RAM+512GB SSDなどと,ほぼ全部盛りなのにCore i7-7Y75 Kaby Lakeのパフォーマンスが悪すぎ.

ATOK Passport 解約

ATOKの代わりにGoogle日本語入力が使えないか評価したところ,結論的にATOKを解約しました.

Google日本語入力は,

  • 連文節変換がタコ
  • 誤入力の自動修正機能がない
  • 他のディバイスとのシンクロ機能がない

など,ATOKと比較すると,今流行の表現で「周回遅れのデジタル技術」です.特にATOKの良いのは,ユーザーが手入力した単語や,自動学習したユーザー辞書が一日一度クラウド経由で各ディバイスでシンクロされるところです.

筆者の利用環境では,

Mac mini : Macbook : その他のWindows全部 = 9 : 1 : 0.1

くらいの利用比率です.Windowsでまとまった文章を書くことはないので無視して良いですが,全体の1割程度利用するMacbookにおいて,このシンクロ機能が非常に有効です.

ほとんど常日頃使うMac miniに手で登録したり自動学習したユーザー辞書が,たまに使うMacbookに完全に反映されるわけで,たまに使うからこそこのシンクロが活きてきます.

このシンクロ機能だけでも月々300円を払う価値はあると思います.

また,Google日本語入力の連文節変換のタコさ加減は,全く文節間の関連を見ていないかのごとくです.例えば,直上の文の「払う価値」は,最初の変換では「払う勝ち」になりました.「払う勝ち」なんて日本語どこにもないでしょう.

全体として,Google日本語変換は10年以上前のATOKと同等かそれ以下と思います.

ですが,ATOK Passportを本日解約しました

多分,一定以上の収入がある人で,複数のパソコンを使う人は絶対に使うべきソフトだと思います.

しかし,収入が一定以下の現状では,贅沢品の位置づけで解約します.人間が不便さを克服するよう努力することにします.あんまりきつかったら,また契約するまでの話です😅

税込み330円.
月単位の契約なので7月31日まで使えます.

ATOKの使用終了を検討中 (2)

今もGoogle日本語入力の評価を続けています.まだ十分に自分ナイズされていないから,自分では絶対に使わない言葉が第1候補に出てきたりして途惑うことが多いです.これは使い込んでいけば解消されるとは思いますが,今のところ確かなことは解りません.

それから,あいかわらず連文節変換がだめです.こんな日本語ないだろうということをしばしばやらかしてくれます.

それと細かいことですが,個人的には文書中やタイトルに付ける日付は, “2023年6月14日(水)” の型式にしていまして,ATOKでは「きょう」,「きのう」,「おととい」,「あす」,「あさって」等と入力して “変換” すると,その形式が第1の候補に出ます

一方のGoogle日本語入力では例えば「きょう(変換)」とすると, “2023年6月14日” は出ますが,かならず第6候補で,何回入力しても第1候補に上がってきません.また,曜日を思い出して「すい(変換)」として追加しなければなりません.それも後ろから2番目の候補です.

曜日を思い出すのにひとタイミング遅れますが,認知症予防になって良いのかも知れません.

また,かつて何度か経験したのですが,評判のよい変換ソフトを試してみたものの,かな入力では非常に使いにくい,ということがありました.たぶん,かな入力はいちおう付けてみたものの,開発した会社にかな入力を実用的に使っている人がいなくて評価できなかったのでしょう.今日そんなことがあるのかどうか解りませんが,新しい日本語入力システムを使う際の最大の懸念材料です.

その辺ATOKはかな入力に対して全く問題ありませんし,Google日本語入力も今のところかな入力に関連した問題はないです.

もうしばらくGoogle日本語入力を使ってみます.

スペースキー押し下げ.
候補順については自分ナイズできているからと思います.
全く使い物にならないレベルのものもありました.
だから長年使っているわけです.