ストライキは正当な権利行使

昨日のそごう・西武のストライキについて,NHKお得意の “街の声” で,「いつも買い物に来るから困る」というババア高齢婦人の声を昼のニュースで流していました.生活がかかっていてやむにやまれず憲法で保証されている権利を行使したのに対してその発言をした高齢婦人には「一日くらいデパートで買い物しないくらいで死ぬか」って言ってやりたいと思いました.

さすがにNHKもまずいと感じたようで,夕方や夜のニュースではそのババアの発言は放送しませんでした

円安が進み,これからもハゲタカによるM&Aが繰り返されると思いますが,どしどしストライキをしてハゲタカどもと戦いましょう.

全国向けか関東ローカルかは失念.
そういう操作を見て,やはり “街の声” とは客観的な報道ではなく,意図的な印象操作であることがよくわかります.

「誤解を招いたのであれば申し訳ない」

亜種として「迷惑をかけたならば申し訳ない」「不快な思いをさせたなら申し訳ない」など,あるようですが,面白いのでつい使いたくなる表現です.

これらの言葉は政治家という公人が,記者会見や場合によっては国会など公的な場で使うわけですから,民間人が使うのは当然問題ないはずです.

学校で先生に叱られたり,職場で上司に責められたらドシドシ使いましょう.

下の中から中の下あたりから社会保険料とりすぎ

弱りました.まだ年金はフルにもらってなくて,生活費だけで赤字状態なのに,今年度の国民健康保険税は,昨年度の5倍以上の高額の請求でした.

昨年度との違いは,一昨年度の所得税はゼロだったのが,昨年度分はほんの少しだけ払ったというところです.

このほんの少しの差で国民健康保険税が大きく違ってきます.金額にして夫婦二人の医療費の一年分くらいになります.つまり,実質約6割負担ということです.

やむなく貯金を切り崩す形で払いましたが,老後資金が健康保険税で低減していくって,どういう社会なんでしょう.

個人的な印象として,日本の社会保険料,というか特に健康保険に関しては,下の中あたりから中の下あたりの所得層に厳しいように思います.

まあ,その辺を敵と見る政治勢力が戦後の殆どの間政権担当してきたから当然の帰結といえばそうでしょう.もう,貧しい人たちは自民・公明に政治を丸投げするのをよしましょうや.

昨年の実績.

電力使用量の減少 (2)

今契約している電力小売会社には,2019年頃東電から切り替えたのだと記憶しています.最近リニューアルされたその会社のサイトから2021年7月分から2023年5月分電力使用量と支払った料金のデータがダウンロードできたので,グラフにしてみました.

青い線が電力使用量で,左側の目盛りに対応しています.オレンジ色は支払った料金(=請求額)であえて相対値で表示してあり,実際の金額がわからないようにしてあります.

短い期間ですが,冬のピークと夏のピークが交互に現れています.夏と冬のピークに大差はありませんが,冬は灯油も購入するし,ガスの使用量も増えますから,エネルギーに費やす金額はずっと多いです.

このグラフで電力使用量は2022年初め(冬)が一番多く,2022年夏,2023年冬と少しずつ減っています.にもかかわらず,料金は値上げの影響で目に見えて増えています.ただし,2023年3月分からは政府の補助の効果で,減っています.

この補助が終わったらとんでもない料金が請求されるのだと思うととても心配です.

前月11日から当月10日までの使用分.

マイナンバーカードが馬鹿なのか銀行が馬鹿なのか

住民票にも戸籍にも読みがなが登録されていない,というのには驚きました(事務手続きの都合上自治体には関連データとして登録はされているが,法的な根拠はないそうです).

また氏名については漢字などの表記と読みがなに縛りはなく,「二郎」と書いて「さぶろう」と読ませるのもありなわけです.

一方金融機関は頑なに半角カナを本人の名前として使い続けています.

1983年に就職しましたが,当時はパソコンで日本語というと半角カナでした.多分金融機関のデータはその前から半角カナだったはずで,とすると半世紀も昔の仕様を使い続けているわけで,こういう重要な部分にいつまでも金をかけない姿勢には呆れるというよりむしろ感心します.

マイナンバーシステムの出来不出来は別にして,これで金融機関が預金者の本人確認ってきっちりできるんでしょうか.

マイナンバーと銀行口座の紐づけは,漢字の名前と読みがなとの正式な連携データがないわけですから,当然手作業がかなり入り,ミスも起こるでしょうね.

それにつけても,金融機関が氏名を半角カナで登録し続けたのは,怠慢極まりないですね.

先日,MX-TVのバラいろダンディで,苫米地英人氏が,マイナンバーカードは10年以上前の技術で,すでに陳腐化しているわけで,不具合が見つかるたびに対処をしていくには大きなコストがかかる.いま最新の技術で作って全部交換したほうがかえって安上がりになる.しかし,今使っているマイナンバーカードの技術で利権の構造ができあがっているので,政府は刷新はしない,との内容のことを述べていました.

たしかにICT技術,特にセキュリティに関する技術は10年で陳腐化しますから,10数年ごとに全部刷新でいいんじゃないかと思います.有効期限も次の刷新までにして.

そうすれば,固定した利権構造も作りにくいでしょうし.