httpsのnssがslabを大量に使うからswapが発生する件が依然解らないまま解決した模様

Slackware ARM 32bit版 for Raspberry Pi 4 Model B (SARPi4)の話です.

Raspberry Pi 4 Model B (RPi4) 4GB RAMでGUIなしのサーバーを仕立ててますが,起動してから半日くらいでメモリーが使い果たされてSWAP領域を数百MB使います.ZRAMを導入してからはずいぶんレスポンスが良くなりましたが,SWAPを使わないに越したことはないです.

当該サーバーではhttpd (Apache 2.4.x)の4つのthreadがそれぞれ5%前後のメモリーを使います.多めに見積もって6%として,

4GB x 0.06 x 4 ≅ 1GB

ですから,メモリーを食い尽くすはずはないのですが,半日でSWAPを必要とします.

その原因についてslabがなんだかんだという記事を見て,そういうことなのかなと思いつつも,関連記事のおまじないを試しても何の効果もないので納得いきませんでした.

昨日,Kernelを5.19.15-v7l-sarpi4にupdateして,まる一日が経過しましたが,まだ1.9GB主記憶に空きがあり,SWAPを必要とする気配は全くありません.

ということで,Kernelのバグだったんじゃないかと思います(個人の感想です).

「httpsのnssがslabを大量に使う」当サイト内の関連記事

RPi3活用プロジェクト停滞中

画像のソースが故障してしまっていて停滞中です.

安くて画質も良いし暗視もできて小型でいろいろ便利なカメラを,所属する無線クラブの仲間に教えてもらって,昨年の10月に購入して使用し始めました.わりと最近になってカメラのファームウェアが更新されて,Real Time Streaming Protocol (RTSP)がサポートされました.それが契機で死蔵しているRaspberry Pi 3 Model B (RPi3)とRaspberry Pi 3 Model B+ (RPi3+)を活用すべく動き始めたわけでした.

ところが,そのカメラがだんだん不調になって,今年の8月頃には全く反応なしになったので製造販売元のサポートに問い合わせたら保証期間中なので交換ということになりました.

交換して到着した品は,最初は問題ありませんでしたが,今度は1か月で全く反応なしになりました.まだそれでも保証期間中でしたが,期待できないので見限ることにして,サポートとはコンタクトしませんでした.

このカメラ,性能や機能は良いのですが,こんなに短期間で何度も故障してくれては話になりません

以前使用していたアナログの監視カメラはだんだんピントが合わなくなってしまいましたが,10年くらい使用したと思います.監視カメラもインフラなので,1年くらいで壊れてくれては話になりません.

次の策としては,あんまりインテリジェンスのない😓 安いカメラを買うことにします.某大手通販サイトで調べると2kJPYほどで,USB接続,200万画素,暗視機能自動切り替え,防水のUSBカメラがあります.

今度はこれをRPi3(+)につないで,モーションセンシングのアプリを動かして自動録画する様なことを試してみたいと思います.

ただし,高い買い物をしてからまだ1か月経っていませんし,今年はガジェット類(ガラクタ? 😓)をiPhoneが買えるほど無駄に買ってきたという反省もあるので,11月になってから買います.

ただし,1年足らずで実質的に2機も使用不能になりましたがその短い期間に野生のタヌキらしい動物をとらえることができたというのは大きな成果があり,元が取れたといえるかもしれません.

32GBのmicroSDカードが次々に壊れる

何の用途に買ったのか思い出せませんが,32GBのmicroSDカードを6枚持っていました.まとめて買ったわけでなく,何年か前までに,2枚くらいずつ買ったのだと思います.

買ったときの使用目的はともかく,現在は1枚が監視カメラ用,1枚が自転車のドライブレコーダー(アクションカメラ)用で,他はRaspberry Pi 3 Model B (+)で使い回しています.

それがどうしたものか,ここ数か月の間に2枚がIOエラーで書き込みも読み出しもできなくなってしまいました.

今,3枚目が怪しい感じです.Manjaro ARMを動かしていますが,最近来たupdateをかけると,かけたあと何回目かの起動で起動しなくなります.それが既に2回繰り返されています.

昨夜からもう一度保存してあるupdate前の状態をコピーしていて,それでRaspberry Pi 3 Model B+を動かして様子を見てみます.

監視カメラとアクションカメラはどうしても32GBでなくてはならないです.今は128GBも安くなっているのに32GBを買うのもバカバカしいので,Raspberry Piは 128GBを買って動かすことを考えてみます.

追記

バックアップから,当該のmicroSDカードにコピーをしたところ,コピー時に多数エラーが出てしまいました.いちおうこれでブートかけてみますが,たぶんだめでしょう.

追記2

だめでした.ブートしません.

RPi3+Manjaro xfce版でRTSPを見る

Manjaro KDE Plasma Desktop版をRaspberry Pi 3 (RPi3)にインストールして,Real Time Streaming Protocol (RTSP) の映像を見るというプロジェクトでは,いろいろ試行錯誤の結果,ほぼ当初の目標を達成することができました.

余勢を駆って,KDE Plasma Desktop版よりも軽いであろうxfce版でも同じことをやってみたところ,あっさりできてしまいました

ただし,KDE Plasma Desktop版で相性の問題で,ソース切り替えの後に画面が復活しないモニターは同じ問題が生じます.

最初にxfceを試みたときよりも経験値が上がった成果でしょう.

だんだん使い物になってきた>RPi3でRTSPを見る

最終的なまとめを書いた時点では,「使い物にならない」でしたが,その後ほとんど問題なく,Raspberry Pi 3 Model B (RPi3)でも,Raspberry Pi 3 Model B+ (RPi3+)でも,電源をつなぐと問題なくフルスクリーンでVLCが動いて,RTSPの画像を表示するようになりました.一番つなぎやすいWi-Fiのプライオリティーを上げてから,Wi-Fiの接続が遅れてVLCがエラー吐くこともほとんどなくなりました.

それで最終評価も,「使い物にならない」から,「若干問題があるが使える」に格上げしました😓

「若干問題」としましたが2つです.一つ目は,Desktopの設定もVLCの設定も再三再四確認したのですが,スクリーンセーバーが働いて,数分から10〜20分の間に画面が黒くなってしまうことです.

二つ目は,見ているモニター側で入力を切り替えたり,その効かせないはずのスクリーンセーバーが効いたあと,マウスを動かそうが,キーボードをたたこうが,sshでつないで,VLCを終了して再起動しようが画面が復活することはなく,いったんpoweroffしてから,電源をつなぎ直して再起動するしかありません.

二つ目に関しては,どうもモニター側に問題がある,あるいはモニターとRPi3(+)との相性が存在するようで,特定のモニターで頻発します.ですから,選ぶ余地があれば,問題が発生しないモニターを使う事で,回避できます.

「若干」が「一つ」に絞られましたが,これは,xdotoolを使う事でなんとかなりそうです.3分くらいでポインターを少し動かします.難点はその都度制御用のツールバーが一瞬表示されることです.

ターミナルからスクリプトでxdotoolを動かすのは成功したので,自動で動くように仕込みたいと思います.

追記: スクリーセーバー回避

その後,xdotoolでマウスを擬似的に動かしてスクリーンセーバーの機能を回避する方法について調べていたら,xsetを使って,

xset -dpms ; xset s off

を実行するalternativeが見つかりました.試したところ今のところうまくいっています.ということは,KDEのセッティングがバグっているということでしょう.

これをLoginスクリプトとして登録すればいけそうです.

文字通り,poweroffコマンドを入力します.