Thunderbird 78はOpenPGP実装

筆者のメインのメールソフトThunderbirdには,GNUPG + EnigmailをインストールしてPGP暗号化してきました.Thunderbirdのバージョンが68から78にジャンプアップするにあたって,これまでのプラグインが使えなくなり,EnigmailもNGとなるかわりに,ThunderbirdがOpenPGPを実装しているとのことです.

OpenPGPについてはよく知らないのですが,まあ,OpenなPGPなのでしょう😥

なんかめんどくさいなと思って,68.xのままにしていたのですが,Debianは強制的に68から78にしてしまったので,この際全部の環境のThunderbirdを78にすることにしました.

キーは,秘密鍵も公開鍵もGNUPGのディレクトリーからインポートすればそれで済みます.Revoke済みの鍵があるので,その処理の仕方がわからず,手でrevokeしました.

一応大丈夫なようですので,当方に用事のある方は,迷わずPGP/GPG暗号化メールをお寄せください.

Thunderbirdのバージョン68から78へは,自動のupdateではupgradeされない.
実マシン3台,仮想マシン6台.

石膏ボード2枚の差

わが家の内壁と天井は,風呂以外全て石膏ボードです.石膏ボードはある程度水分を含みますから,高い周波数の電波が透過しにくいだろうとは思っていました.

前回,Wi-Fi中継器を導入して失敗した,ワイヤレスネットワーク環境の改善ですが,ふと思い,Wi-Fiルーターを隣の部屋に仮に移設してみました.1本だけ,Category 5 UTP相当の線が繋がっています.

この移設では,一番電波環境の悪い部屋へのルーターからの距離は1mも近づきません.しかし,壁が1枚減ります.1枚の壁は間に断熱材を挟んで2枚の石膏ボードで構成されています.

違いは歴然でした.5GHzの電波が届かない部屋に,フルスケールとはいきませんが,中くらいの十分使える強さで届きます.

ルーターを移設するには,ONUからの線の他,ルーターからメインのHUBとサーバーに接続するために少なくとももう1本,Category 5のUTPを通さないといけません.

もう壁に穴を開けたくないんだけどなぁ😓

Go To Catalina (2)

現在進行中の,Catalinaへの移行プロジェクトは,

  1. MacbookのCatalina下での各種アプリケーションの動作確認
  2. Mac mini (メインWS)のMojave下でアプリケーションの事前update/upgrade

の2本のタスクが進行中です.1に関しては,主に使うのはFirefox, Thunderbird, VMWare Fusionくらいです.VMWare Fusionは,現在使用中のVMWare Fusion 11 StandardでもCatalina上で問題なく動作します.最近リリースされたVMWare Fusion 12 Playerは従来のStandard版相当の機能がありますが,個人の使用に関しては無料という画期的な方針が発表されました.ですから,upgradeしない手はありません.

VMWare Fusion 12は,要Catalina(or later)です.今のところ問題ないようですし,何か目だって良くなった感じもないです😓

タスクの2番目ですが,たぶん,事前にupgradeすべきはWSJT-X(→JTDX)のみだと思います.JTDXへの移行に関しては,戸惑うと言うよりは,ワクワク感がありません.せっかくいろいろWSJT-Xを使い込んで得たtipsをうまく活用してきたのに,JTDXではそうしたtipsを最初から盛り込んでいるからかもしれません.アクティビティーがかなり低迷しています.

今後の予定としては,タスク1は,Time Machineの2つのバックアップ先にバックアップが完了したらそのまま終了として,通常の使用に移行します.

タスク2は,JTDXで良いのか,他に選択肢はないのか考えながら,ステージを進行させずにしばらくこのまま行きます.

どちらもリモートドライブなので,OSのupgrade後のように,まとまったサイズをバックアップするには時間がかかります.

Go To Catalina

そう,トラベルでもイートでもなく,カタリナへ行け! です.今日現在,Catalinaのパッチレベルは7となり枯れた状態になってきています.それでもまだMojaveに固執している最大の理由は,各種アプリの更新した設定が保存されないという致命的なトラブルをCatalinaの初期に経験したためです.また,WSJT-Xが動かないというのも大きいです.

しかし,ARMをメインターゲットにした,Catalinaの次のOSも遠からずリリースされるでしょうから,そろそろMojaveからおさらばして,AMD64系をメインターゲットに据えた最後のmacOSであるCatalinaにこの際upgradeすることに決意しました.

とはいえ,CatalinaがリリースされたときにメインのWS(Mac mini)とノートパソコン(Macbook w/ core i7)をupgradeして,いろいろひどい目に遭ったので,まずはMacbookから恐る恐るupgradeしました.

Plalaの宵の口の遅すぎるダウンロード速度には辟易しましたが,その他特に問題なく,upgradeが完了して無事起動しました.

多数のアプリケーションに通行禁止マークが着きました.どれも今日的には使っていないものですが,逆にわざわざ取っておいたと言うことは,それぞれに思い入れがあったわけです😓

まあ,断捨離のひとつとあきらめ,起動しないアプリケーションを消して,懸案のWSJT-Xを試しました.最新の2.2.2も起動してくれませんでした.

もともとMacbookでWSJT-Xを動かす予定はないのですが,Mac miniをいきなりCatalinaにupgradeすることは危険だと解りました.

で,メインWSである,Mac mini (core i7 6core)の作業に取りかかりました.CatalinaでWSJT-XはNGでも,派生ソフトであるJTDXなら動くと言うことが解りました.そこで,macOSのupgradeはせず,MojaveでJTDXをしばらく使ってみることにしました.

いろいろ工夫されていて,感心しました.基本的にWSJT-Xにある機能は全部持っているはずなのですが,UIがかなり違うので,慣れるまでには少し時間がかかりそうです.

慣れて,JTDXで行ける,と判断したら,メインWSも「カタリナに行け」です.

2020年9月28日(月)
10.15.7.
本格的にゴミ掃除をするには, “~/Library/Application Support/” 内の設定ファイルなどを消して回らないと行けません.

Firefox Syncトラブル続き

Firefox Syncの重要な機能であるブックマークの同期機能が復活して喜んでいましたが,トラブル続きです.

症状は同じで,気がつくと,うんと前(ブックマークの同期機能が復活する前)の状態にリバートされてしまうのです.1〜数日に1度くらいの頻度で起きます.

この症状が発生するきっかけ(条件やタイミング)は全く解りません.気がつくと,ブックマークが太古の状態に戻っています(発症に気がつきやすいように,ブックマークを大幅に並べ替えています).

それぞれのFirefoxが,一日1度ブックマークを自動的に保存するので,1〜2日前の状態にはすぐに復旧できますが,その後の変更は反映されませんし,同期機能で同期してくれないんじゃ話にならないです😓